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原田祐紀の感動表現 | Velvet56は幅広い描写の達人!

Posted: 2018.05.30 Category: LENSBABY Comment: 原田祐紀の感動表現 | Velvet56は幅広い描写の達人! はコメントを受け付けていません

こんにちは。フォトグラファー原田祐紀です。さて、前回に引き続き、ふわキラ夢レンズVelvet56の使用レポートをお伝えします。5月のはじめにしては暑い日でした。森や湖畔での撮影で軽く汗をかくくらい。車でカフェに移動することに。おっと、その前に。ここまでふわキラ写真ばかりご紹介してきましたが、このレンズ、絞ればグッと渋い表現もしてくれるんですよ。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度: 800

ふわキラ写真から一変、こんなに引き締まった描写もできてしまうことに驚き。モデルくみたすも、この描写の違いに反応、オトコマエなポージング(笑)

さて、車でカフェに向かう途中で、川辺に見事な藤!みなさん、藤といえば藤棚を想像されるのではないでしょうか。ここ山口では、道を走っていると普通に自然に咲いている藤にたくさん出会えます。車を停めて、川辺に降りてみました。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:/F2.8  シャッタースピード:1/500秒 ISO感度: 100

Velvet 56には、再びふわキラ描写をしてもらいました。レンズを装着してほんの1時間、もうすっかり馴染んで、欲しい描写をある程度操れるようになっていました。フォーカスもご覧の通り、優しいとろけるような「甘さ」が、夢ワールドを演出してくれています。

さて、カフェに到着。自家焙煎の深煎りコーヒーを出してくれるこのお店は、外から入ると一瞬真っ暗!目が慣れるとやっと店内が見えるような、光を落とした異空間。ここで真価を発揮してくれたのが、F1.6とい
う明るさ。これまで絞りによる描写の変化ばかりに着目していましたが、「暗いところで撮れる」というのもまた明るいレンズの魅力。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:/F1.8  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度: 1000

コーヒーとケーキが出てくると、まずは写真撮影から始まるのがカフェ女子。焦点距離56mmは、カフェの椅子に座って正面のくみたすを撮るにはちょっと近すぎかな、と、席を離れ少し下がって撮影。あ、もちろんマスターには撮影の了解をいただいてますし、他のお客さんのいない状況で、シャッター音もソフトモードで。

美味しいコーヒーと生チョコケーキをいただいて、くみたすとしばし談笑。そしてカフェ入り口脇に飾られた本棚で最後に一枚。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り F2.0  シャッタースピード 1/160秒 ISO感度 500

開いてふわキラ、絞ってオトコマエ。振り幅の大きなこのマニュアルフォーカスレンズは、こうやって外出するときに持って歩くには、ちょっと面白いのかなと思いました。ああ、レポートが終わったらこのレンズいなくなってしまうのかぁ。手元にあれば、きっと「今日はこのレンズ一本だけ持って行こう!」というお散歩レンズリストに、確実に入る一本になりそうです。とっても楽しいレンズでした!

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高木慎平の感動表現|便利かつ表現力豊かな万能レンズ2!

Posted: 2018.05.30 Category: Tokinaレンズ Comment: 高木慎平の感動表現|便利かつ表現力豊かな万能レンズ2! はコメントを受け付けていません

今回はAT-X 24-70mm F2.8 PRO FXをCanon6Dに付けて撮影。
前回のレビューの撮影は雨の為屋内で撮影したが、今回は雲ひとつない晴天の中で撮影ができた。嬉しい!!

AT-X 24-70mm F2.8 PRO FXをこの1ヶ月間使用した感想は、本当に使いやすいということ!!
このレンズで撮った写真のクオリティが高くて仕事でもかなり使用させていただきました。

レンズ自体ちょっと重いが、これ1本持って出かければ撮影が楽しくなるのは間違いない。
これはお値段以上の綺麗さと便利さです!

◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:45mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/180 ISO:400
モデルさんに木に登ってもらい撮影。木漏れ日も木の肌も美しく写し出してくれた。
ここまで美しく描写してくれるとは本当に頼もしいレンズ。

◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/180 ISO:200
青空をバックに撮影。モデルさんを引き立ててくれる綺麗なブルー。
絞り込むことによってシャープで芯のある写真が撮れた。
人物の髪の細部や輪郭、空のグラデーションまで僕の頭の中のイメージを
そのまま映し出してくれた1枚です。

◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:40mm 絞り:F/3.5シャッタースピード:1/1000 ISO:200
西陽が当たって輝いている草木が美しい。
こういう写真をズームレンズで描画してくれるのはカメラマンとして嬉しくなる。
この優しさのある描画はポートレートに向いていると思う。

最後に同じ状況で撮った写真を載せます。
このレンズのおかげでズームレンズの魅力にも気づけたし、AT-X 24-70mm F2.8 PRO FXの描画力にも感動することができた。
新しいレンズに触れることで自分の作品の新しい可能性を見い出せる気がする。
このレンズがそのきっかけを作ってくれたことに感謝したい。

◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:43mm 絞り:F/3.5シャッタースピード:1/100 ISO:200

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國政寛の感動表現|Lensbaby Velvet 85でプチマクロ撮影に挑戦!

Posted: 2018.05.30 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|Lensbaby Velvet 85でプチマクロ撮影に挑戦! はコメントを受け付けていません

『恥じらい』

~まっかに埋もれて
 てれかくし~

光が滲むような描写が特徴的なLensbaby Velvet(ベルベット)。
そのもうひとつの特徴が、撮影倍率1:2でのハーフマクロ撮影を楽しめることです。
今回は焦点距離85mmの「Velvet85」を使用して、プチマクロ撮影にチャレンジしました。

チューリップにほぼ最短撮影距離まで接近して、絞り値はf2で撮りました。
ピントの合っていない花びらのフチの部分が大きく滲むようにボケて、ソフトフォーカスマクロのような描写が楽しめます。

絞りをf8まで絞ってみると、ふんわりした滲み感がなくなりました。
普通のマクロレンズで撮ったような描写です。

公園に咲くネモフィラ。
暗い背景を選ぶことで、ふわっと滲むボケをより強調しています。

これを絞りf8に絞って撮ると、滲みが消えて普通のスナップ写真のようになりました。

スノードロップの群生。
奥に咲く一輪に焦点を当てて、手前の花を前ボケにしています。
主役のスノードロップもふんわり滲みボケが出ていますが、手前の花も大きくボケて画面全体がふんわりした雰囲気になりました。

クリサンセマム・パルドーサム。ノースポールとも呼ばれます。
寝転がって少し低い位置から見上げるように撮っています。
手前の花が前ボケになって、夢の中にいるような少し不思議なイメージを演出してくれました。

こちらも低い位置から、勿忘草(わすれなぐさ)の群生を撮っています。
レンズの一部分だけでなく全体的に前ボケが被さるようにして、霧の中にいるようなイメージに仕立てました。
ふんわりした滲みと相まって、より幻想的な雰囲気になっています。

こちらの2枚は、同じ花を少しピント位置を変えて撮ったものです。
マクロレンズでの接写では、ほんの少しピント位置を変えるだけで大きくイメージを変えることができます。
同じように「Velvet85」で撮ったこの2枚もずいぶん印象が異なります。
ボケ方だけでなく滲み方も大きく変わっていますよね。
いろいろピント位置を変えてみて、このような変化を楽しむのも面白そうです。

さて、これは何でしょう?(笑)
正解は、チューリップの葉っぱです。
葉っぱの先端部分だけに焦点を当てて切り取りました。
マクロレンズで撮ったのかと思うぐらいアップになっていますね。
そしてマクロレンズにはないボケ方のおかげで、マクロレンズで撮った写真とはまた違った表現も演出できるんです。

​​​​​​​

キンセンカの上でひと休みするバッタ。
こんな小さな虫でも大きく写せるのは、85mmという中望遠の焦点距離と、ハーフマクロ機能を持った「Velvet85」ならでは。

この「Velvet85」があれば、マクロレンズがなくてもじゅうぶん花や虫の接写撮影が楽しめそうですね。

さて、次回はもうひとつの「Lensbaby Velvet」、「Velvet56」についてご紹介したいと思います!

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齋藤千歳の感動表現|星は大きく、地上の明かりは暗く撮影したい! そこでKenko PRO1D プロソフトン[A](W)+Cokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8)

Posted: 2018.05.30 Category: ソフトフィルター Comment: 齋藤千歳の感動表現|星は大きく、地上の明かりは暗く撮影したい! そこでKenko PRO1D プロソフトン[A](W)+Cokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8) はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

もっと印象的な写真に仕上げるにはどうしたらいいのか? 前ぼけと背景ぼけのバランスなのか、背景は青空がいいのか、永遠に続くかのような黄色い菜の花がいいのか、などと悩みながら、北海道は安平町の「北のなのはな会(http://k-nanohana.com/)」にも参加する(有)アグリコーポレーションさんのご好意で菜の花畑の中から、撮影をさせていただきました。

畑に入れていただく前に「まず、刺さないとは思うけど、いちばん奥にハチミツを集めるためのハチ箱が置いてあるから、あまり近づきすぎないように」といわれていました。

しかし、「広角でハチ箱と菜の花、そして飛び回るハチが写ると印象的な1枚になるかな」、「広角で飛び回るハチが止まるシャッター速度は?」などと、やっているうちに、ハチが「おまえ、近づき過ぎ、そしてなんかイライラする!」といった感じで、おしりを刺されてしまいました。

完全に自己責任です。

印象的な1枚が撮影できるなら、ミツバチなら最悪刺されてもいいか? という打算がなかったわけでもありません。

ですが、刺したミツバチのことまでは考えていませんでした。

ミツバチは多くの場合、人間を刺すと命を失ってしまうのですよね。

私がちょっと痛いくらいであれば、刺されてもよい写真を撮りたいとは思いましたが、自分がよい写真を撮るためにミツバチの命を奪ってもよいとは考えていませんでした。

しかし、ミツバチの命を奪う結果となってしまいました。

よい写真を撮りたいという欲で、刺したミツバチも命を落とすというところまで考えが至らなかったわけです。

よい写真を撮りたい! はフォトグラファーとして当然の欲求ですが、そのために視野が狭くなり、撮影時はとくに配慮が足りなくなりやすいことを改めて痛感し、反省しました。

そんな反省をしながらも、SAMYANGから新しいXPシリーズの50mmF1.2、XP50mm F1.2が出ると聞けば使ってみたいわけです。

5,000万画素、8Kに対応するという最大化された解像度や周辺まで鮮明だという画質、F1.2ならではの大きなぼけなど期待は尽きません。

機材に対する欲求は自分の懐以外は基本的に痛まないので、人に迷惑をかけることがないのがよいところです。

人の迷惑をかけるレベルで機材を購入しはじめると、それは大問題ですが……。

さて、そんなことを思いながら、多くの花が咲き誇る、やっと暖かくなった北海道で各種撮影を行い、ケンコー・トキナー写真ブログや、電子書籍「ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ」、さらには新しく11人のフォトグラファーではじめたBoro-Photoでさまざまな記事に掲載させていただいています。

5月も中旬になるとさすがの北海道も暖かく、星の撮影もかなりラクになりました。

それでも、夜の撮影には薄手のダウンジャケットなどがないと寒いことが多いので注意していください。

そこは北海道なのです。

先日も5月中旬にストーブを着けましたから。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F1.4 FE
使用フィルター:なし
◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:30秒 ISO感度:640 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ビニールハウスの建つ民家の近くでも、これだけ星が写るのは北海道ならではです。当然、撮影許可はいただいております。

撮影協力:小坂農園 

まずは、いつもどおりフィルターなしで撮影した星景写真です。

SAMYANG AF35mm F1.4 FEという明るいレンズを使っているので、低ISO感度の640で30秒という条件で十分に明るく撮影できます。SAMYANGレンズでは、まだ数の少ないAFにも対応しているのがうれしいところです。

次に星景写真の必携フィルターKenko PRO1D プロソフトン[A](W)を着けて撮影します。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F1.4 FE
使用フィルター:Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)
◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:30秒 ISO感度:640 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)のソフト効果を使って、イラジエーションのような効果を得て、星をさらに印象的に仕上げました。

撮影協力:小坂農園

すでに定番の手法といえるソフトフィルターKenko PRO1D プロソフトン[A](W)を使って、星空をより印象的に仕上げてみました。

いつもどおりの撮影方法です。

じつはここで気になっていることがあります。

Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)を着ける前に調整した設定で、そのまま撮影すると、フィルターなしの状態よりも星は大きくなるのですが、小さな星が目立たなくなっている印象を受けるのです。

これはフィルターのよってごくわずかに露出が暗くなるためか? ソフトフィルターで弱い光がぼやけてしまうためか? ちょっと原因ははっきりしません。

今回はSAMYANG AF35mm F1.4 FEという明るいレンズを使っているため、ISO感度を上げることによる画質の低下があまり大きくないので、ISO感度をわずかに上げてみました。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F1.4 FE
使用フィルター:Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)
◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:30秒 ISO感度:1000 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

フィルターなしの撮影などではISO感度は640でしたが、2/3段アップしてISO 1000で撮影してみました。

撮影協力:小坂農園

Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)を使ったあと、ISO感度を少しアップすると、小さな星たちがISO感度をアップする前よりも目立ってきます。

空の高いところにある小さな星たちも目立ってくれるのはよいのですが、空の低い部分、人工光源などの影響を受ける明るい部分が、さらに明るくなってしまうのです。

今回は、画面の下のほうが明るくなってしまう問題を解決するためにCokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8)を使用しました。

Cokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8)はなめらかなグラデーションをもつハーフNDフィルターで、昼間の撮影では、地上に比べて空が明るすぎるときなどに使用するのが一般的です。

星景撮影では、まわりの明かりなどで、明るいのは地上部分なので、暗い部分が下側になるように装着しています。

撮影結果は、こちらです。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F1.4 FE
使用フィルター:Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)+Cokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8)
◎焦点距離:35mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:30秒 ISO感度:1000 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ソフトフィルターにプラスして、ハーフグラデーションNDフィルターというフィルターを2枚使って撮影した結果がこちら。

撮影協力:小坂農園

ソフトフィルター+ハーフグラデーションNDフィルターとフィルターを2枚も使って撮影してみました。

今回の撮影現場は、比較的地上からの光の影響が小さい場所だったので、変化は小さく、もしかすると好みの範囲内という部分もあるかと思います。

しかし、さまざまな場所で星を撮影している地上の光の影響を受けることは非常に多いのです。

ソフトフィルターKenko PRO1D プロソフトン[A](W)で星の大きさなどをコントロール、さらに地上からの光の影響をCokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8)などのハーフグラデーションNDフィルターで調整すると星景写真をもっと楽しめるはずです。

ぜひソフトフィルターKenko PRO1D プロソフトン[A](W)にプラスしてCokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8)などのハーフグラデーションNDフィルターを使ってみていかがでしょうか。

齋藤千歳の感動表現|星は大きく、地上の明かりは暗く撮影したい! そこでKenko PRO1D プロソフトン[A](W)+Cokin 121S ソフトグレー2(ソフトND8) はコメントを受け付けていません

オオヤマナホの感動表現|昼の光をDUTEで撮ってみる!

Posted: 2018.05.30 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|昼の光をDUTEで撮ってみる! はコメントを受け付けていません

みなさま~!まもなく梅雨入りですね~!

オオヤマナホです!


まずは今回も告知から♪

6月6日(水)12時よりPHOTONEXTセミナールームにて

「ソフトフィルターを活用したナチュラルポートレート活用術」について

お話しいたします!!!

昨年に続いて2回目の機会を頂戴しまして大変光栄に思っております。

みなさまに「ソフトフィルターってなんか楽しそう。」「試してみたい!」

と感じていただけるよう、ソフトフィルターの魅力を全力でお伝えいたします!頑張りますのでぜひお越しくださいね。

時間が合わないし!というそこの方!!!( ̄▽ ̄)

そんな貴方のためにケンコートキナ-ブースにて別途3回プチセミナーも開催です♪

①    10時半~

②    14時~

③    15時~


プチセミナーは和気あいあいを大切に

楽しくお話しみんなでしながらフィルターの魅力を感じていただきたいと思っております。きてね~♪


オオヤマナホでした!






・・・っておわりかい!!!( ̄― ̄)ニヤリ


危うく終わるところでした

本題にはいります(;^ω^)



先日お台場にて開催されました合同大撮に参加させていただきました。

ポートレートを撮影されるみなさまでしたらよくご存じかとおもいますが

松川先生のMGRA、マシュマロ撮影会等いくつかの撮影会が合同での撮影会です。

たくさんのモデルさんがいらっしゃる中、わたしは西谷るるさん★藍色さん★をDUTEのフィルターで追っかけです♪


松川先生から

「オオヤマセンセ~♪ブラックミストですかぁ?」とふっていただいたとき、実はわたし違うフィルターだったんですね。

「いや。今はローコントラストです!」

といったときにですね。


参加されていたカメラマンさんたちの中から

「そんなフィルターあるんだ!?」との声がっ!!!


こちらのブログに来てくださっているみなさまでしたら

よくご存じとはおもいますが、まだまだご存じでないポートレート

カメラマンさん多数ですね!


ということで。

今回はローコントラストではなく「デュ~~~~ト!!」

スタートです。


このDUTE。

ブラックミストと並んでポートレート撮影には使っていただきたい

おすすめのフィルターなんですよね。

どこがどうおすすめなの?


そこを探ってみましょう。

※写真はすべて露出補正いがいは調整していません。



ではまずはフィルターなし:1・の画像から。


焦点距離:180mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1000 ISO感度:100

② 

焦点距離:123mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250 ISO感度:100



この2枚の画像の

・強めの順光

・①の顔半分ずつの光の明暗差

・肌の輝度となめらかさ

・背景の光源

・全体の輪郭

・白い洋服と傘のふわり感


このあたりをよーく見てから・・・

次のデュート画像をみてみましょう。


③ 

焦点距離:135mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250 ISO感度:100


この作例をズームしてみると・・・

こうなる。



もうひとつ

焦点距離:190mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250 ISO感度:100


こちらもズームすると・・・

こんな感じ。



次の作例⑦は①の画像と特に顔の肌の質感を

見比べてみてください。

焦点距離:200mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250 ISO感度:100




さらに続けますね。

焦点距離:180mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1000 ISO感度:100


⑨ 

焦点距離:200mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250 ISO感度:100

ここまでが順光バージョンのDUTEでした。


ワンカットですが逆光バージョンがこちらです

焦点距離:188mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/500 ISO感度:100



このシーンのフィルターなしはこちら

⑪ 

焦点距離:80mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/640 ISO感度:100





今回のフィルターなしの作例をみたときに

結構白っぽさ感じるのは順光のお昼の光量と角度の為でしょう。

それでも「なし」と「DUTE」を比べると違いますよね。


見比べていただきたいのは①と⑦の肌です。

モデルさんの肌。フィルターなしでもとてもきれいですが

デュートを通すとうすーい光のベールを一枚かけた感じのふわっとした柔らかさが感じられます。

特に光の当たっている部分の頬に注目です。

DUTEの説明ではなんどもお話ししている

「なまなましさ」を「柔肌」にできるのがDUTE効果。

いかにもソフトフィルターかけてますという効果ではなく、

つかっているのかわからないぐらいの淡い効果もそれはそれで

ポートレート撮影には必要ともいえます。輪郭はしっかりで

ありながら、輝度をポイントにするソフト効果はDUTEならではです。

撮ったその場で作品に「仕上げてしまう!」練習をDUTEを使いながら

試行錯誤してみてください。



つぎにモデルの藍色さんの作例もみてみましょう。

フィルターなしの藍色さんはこちら・

焦点距離:85mm絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1600 SO感度:100



フィルターありは次の画像です

焦点距離:200mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/400 ISO感度:100


焦点距離:169mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/800 ISO感度:100



こちらの作例からは、髪の毛の光の環や一本一本の輝度。

光沢のある壁面の映り込みの反射を活かすDUTEテクニックです。


今回の作例はレタッチは加えていませんがコントラストの調整などを

加えることでより一層の輝度を活かした作品の仕上がりになるとおもいます。


戻りますがモデルにゃるるさんの背景に光の玉ボケがありますよね。

DUTEのフィルター表面の切り込みが光を拡散する効果なのですが

夕景や夜景のポートレート撮影の光源にDUTEの光拡散を使うのも

楽しそう・・・

今度試してみます♪




これからの梅雨。

雨上がりの晴れた朝に滴の中に光を映しこんでのポートレートに

DUTE。

海の波の煌めきにDUTE。

フィルター効果を活かした作品作りを「妄想」していくのも

フィルターの楽しさだと思います。


「えー、これどうやって撮ったの?!」

そんな素敵な作品作りにどうぞお役立てくださいね♪


最後までありがとうございまし^^

オオヤマナホでした。


6月6日。お目にかかることを楽しみにしております!

オオヤマナホの感動表現|昼の光をDUTEで撮ってみる! はコメントを受け付けていません