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ラブグラファー原田祐紀の感動表現 | Velvet56で、ふわキラ夢ワールドへ

Posted: 2018.05.16 Category: LENSBABY Comment: ラブグラファー原田祐紀の感動表現 | Velvet56で、ふわキラ夢ワールドへ はコメントを受け付けていません

こんにちは。フォトグラファー原田祐紀です。このレンズが手元に届くのを、実は恐れていました。日頃多用するレンズは「70-200mm」「16-35mm」の2本。望遠ズーム、広角ズームで撮り慣れており、いわゆ
る「標準域」はほとんど使いません。Velvet56は不慣れな画角、そして何と言ってもマニュアルフォーカスであること。どんな絵をぼくは撮るんだろうと、ビクビクしながら、そして同時にワクワクしながら、モデルのくみたすと撮影に。

ご覧ください、このビジュアル。黒いボディにシルバーのVelvet56、カッコイイ!ぼくは好きです(笑)

あらかじめVelvet56の予備知識として、「ピント周辺がボケる、流れる」という特性をもつレンズであることを確かめておいたので、ザワザワした背景を求めて、森へ行きました。ここは山口県、自然が豊かでロケーションは豊富です。最初に撮ったのはこちら。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
焦点距離:56mm 絞り F2.8 シャッタースピード 1/160秒 ISO感度 200
ねらいは背景のグルグルボケ。緑の葉っぱと足元の枯葉のザワついた背景がきっといい感じになってくれるハズ!と信じて撮った一枚。はじめにF1.6開放で撮ったのですが、これはピントの合う範囲が狭すぎたので、 少し絞ってみました。モデルのくみたすがふんわりと包まれた雰囲気の描写ができました。もう1枚、背景のぐるぐるボケをいかした絵を。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet56
焦点距離:56mm 絞り F2.0 シャッタースピード 1/160秒 ISO感度 125
今度は背景を全面的に枯葉にしました。くみたすとの距離が近くなった分、絞りも変化させました。絞りによってボ ケる範囲が大きく変化するのがこのレンズの魅力なんだなぁ、と実感。極端に変化するので、少しずつ絞りを変えながら狙った絵に近づけるのも楽しいし、思いがけない大胆な絵が飛び出すこともまたこのレ ンズの楽しさでしょう。

森から少し降りたところ、湖畔のボート乗り場に移動。その桟橋にて。

◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
焦点距離:56mm 絞り F2.0 シャッタースピード 1/1250秒 ISO感度 100
この日はとてもいい天気で、お日様の光が強い昼間の撮影。十分な光を入れて撮ると、ほらこんなにふわっキラな、まるで夢の中にいるような絵は、このレンズならではのワールド。

ふと気がつくと、はじめに抱いていた不安は、撮影のはじめからもうどこかに行っていました。絞りによる大きな描写の変化、マニュアルフォーカスへの集中、どちらも楽しく心地よいものとなっていました。

この後、湖畔の森をあとにして、カフェに移動。そちらでカフェ女子を撮ってみました。後半でレポートしますね。あ、そうそう、移動中に素敵な藤を見つけたのでそこでもふわキラ夢ワールド撮ってます、お楽しみに!

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高木慎平の感動表現|便利かつ表現力豊かな万能レンズ!

Posted: 2018.05.16 Category: Tokinaレンズ Comment: 高木慎平の感動表現|便利かつ表現力豊かな万能レンズ! はコメントを受け付けていません

今回はAT-X 24-70 F2.8 PRO FXをCanon 5D markⅣに装着して撮影してきました。
屋外で撮影したかったのですが、あいにくの雨のため岐阜市にある図書館「みんなの森メディアコスモス」に行ってきました。

図書館内は照明も少なく、思ったより暗めだったのでISOは1600に設定して撮影しています。

いわゆる標準ズームレンズというものを色々と試してみましたが、今回使用したAT-X 24-70 F2.8 PRO FXの描写力はとてもシャープで美しく、撮影が楽しくなるレンズです。

◎使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:39mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125 ISO:1600
光を受けたカーテンから、壁や床のグラデーションの表現力が美しいです。このレンズをお借りしての最初の1枚でしたが思わず「おお!」と声が出そうになるくらいの写りでした。

◎使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:24mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/40 ISO:1600
仕事の撮影でもプライベートの撮影でも、機材は少なくスピーディーに撮影したい僕にとってはすーむレンズはとても助かります。
この写真の撮影も狭いスペースでしたが、レンズ交換でモデルさんを待たせることなく簡単に広角で撮影できてしまうのはうれしいですね。

◎使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:47mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO:1600
ズームレンズで個の描写力は本当に大満足ですね。単焦点を使用することの多い人でもこのレンズの描写力には納得していただけると思いますよ。

◎使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:60mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/80 ISO:1600

簡単に構図をガラッと変える事のできるズームレンズはこういうスナップ撮影にはやはり便利だなぁと思います。これ1本持っていれば、安心してどこでも撮影に行けるんじょないでしょうか!

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「國政寛の感動表現|Lensbaby Velvet 85でふんわり写真を試してみよう!」

Posted: 2018.05.16 Category: マクロ撮影 Comment: 「國政寛の感動表現|Lensbaby Velvet 85でふんわり写真を試してみよう!」 はコメントを受け付けていません

『やさしい時間』

~心をそっと
 包み込んでくれるような~

最近巷で人気のLensbaby。
中でもVelvet(ベルベット)シリーズは光が滲むような描写が特徴的なソフトフォーカスレンズです。
そしてこのVelvet(ベルベット)シリーズ、撮影倍率1:2でのマクロ撮影も可能なのです。

今回は、焦点距離85mmの「Velvet85」を使用して、どのような写真が撮れるか試してみました。

開放絞り1.8のレンズですが、少し絞ってf2で撮影しています。
チューリップの花びらのライン、特にお尻の白い部分が大きく滲むようにボケていますね。
このボケ味こそが、Velvet(ベルベット)シリーズの特徴なんです。

それでは、絞りをf8に変えて撮影してみましょう。

絞っているのでピントの合う範囲(被写界深度)の違いはありますが、輪郭の部分の滲むようなボケがなくなりました。
このように「Velvet85」では、絞り開放付近にした場合には大きく滲むようにボケますが、絞っていくことで滲みがなくなり、フィルム時代のレンズのようなしっかりとした描写に変わっていくんです。

次に、「Velvet85」と通常のマクロレンズ、トキナー「AT-X M100 PRO D」で撮影したものを比較してみましょう。
1枚目が「Velvet85」、2枚目が「AT-X M100 PRO D」です。

「Velvet85」の方はふんわりと柔らかいボケに画面全体が包まれて、幻想的な雰囲気になりました。
一方、「AT-X M100 PRO D」の方はシャープでコントラストの高い、カッチリとした写りになっています。
この日は晴れていたため「AT-X M100 PRO D」で撮影した写真は影が出て画面が煩雑な印象になっていますが、「Velvet85」の方はボケが大きく滲むことでコントラストが弱まり、影も目立たなくなっています。

背景に木漏れ日の円ボケを配置しました。
円ボケの輪郭部分にうっすらと色が付いて、ちょっと立体的な感じのボケになっています。
正円ではありませんが、ふんわり柔らかくボケているので、目障りな感じはしません。

​​​​​​​

こちらも木漏れ日をバックに撮影したものです。
光に当たった白いシャガの花が大きくボケて滲んでいますね。
「Velvet85」では、光が当たったハイライト部分がより大きく滲むんです。

このように「Velvet85」で大きく滲むボケを撮りたい場合は、

(1)絞りを開放値付近で撮影する
(2)光が当たった明るい場所にある被写体を主役にする

ことを意識するといいかなと思います。

さて、最初にも書いたように、「Velvet85」は撮影倍率1:2でのマクロ撮影も可能です。
次回は「Velvet85」でのマクロ撮影を試してみたいと思います!

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酒井宏和の感動表現|第33回目は超広角レンズ用の、角型フィルターです。

Posted: 2018.05.16 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第33回目は超広角レンズ用の、角型フィルターです。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第33回目は、超広角レンズ用の、角型フィルターです。

各メーカーから発売されている、超広角レンズ。

通称、出目金

レンズが、湾曲しているので、そう呼ばれています。

出目金レンズには、フィルターのネジが切っていないものが多く、

通常のフィルターも100mm幅の角型フィルターも取り付けできない場合が多いです。

汎用品もあるのですが、LEEからは、それぞれのレンズに対応した専用品が出ています。

写真のような、3個のリングがベースです。

3個のリングを、前後ろから挟んで、回して固定します。

LEEの利点は、なんと言っても、しっかりと装着できること。

フィルターも大きくなるので、しっかりと固定できないと、色々問題が出てきます。

繰り返しますが、利点は、しっかりと固定される点です。

ただ、問題点が1つあって、構造上フードの端に傷がつきます。

これは不可避なので、ご納得いただいてからの装着をお願いします。

ベース部分に、フィルターを支える部分、SW150を装着します。

この、フォルダーは、兼用で、他の出目金レンズにも使えます。

ベースは、専用設計になっています。各レンズの適合はこちら。

(レンズ適合のページへリンクをお願いします)

フィルターは、横幅150mmのものになります。

取り付け後は、上下に動かしたり、回転したりも出来るので、使い方は、

他の角型と同じです。ただ大きいだけです。

​​​​​​​

フィルターの複数枚の装着可能です。

超広角レンズを使った、フィルターワーク。

風景写真で使っている方も多いですが、建築写真等お仕事で使用されている方も多いフィルターです。

他の人と差をつけてみたい方、是非、ご利用いただけれと思います。

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オオヤマナホの感動表現|ふわふわばかりがフォギーじゃない!夕景ポートレートの光効果

Posted: 2018.05.16 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|ふわふわばかりがフォギーじゃない!夕景ポートレートの光効果 はコメントを受け付けていません

みなさま~♪こんにちは!オオヤマナホです!

最初に告知からです♪

6月6日のPHOTO NEXTだんだん迫ってまいりました。

【募集】

①    ソフトフィルターにご興味のあるかた

②    わたしがどれだけ○○なのか興味ある方( ̄▽ ̄)・・・はじめ・・・

(※○○。。。(´ε`;)ウーン…)

③「いま」「このブログ」に足を踏み入れてしまった!!!みなさま~!

捕まえた!!

6月6日パシフィコ横浜 PHOTONEXT センターステージに

「12時だよ♪全員集合!!!」という

ノリノリでみなさまのお越しを心からお待ちしております♪

ツイッターで今回は「合同大撮」のソフトフィルター使いを

お伝えすると先日ツイートしたのですが、

今回は前回の清水麻里さんブラックミストの表現がブラックミストだと

どんな描写になるのかをお伝えいたしますね。

合同大撮のフィルター作例は次回に!

ということで。

まずは前回のブラックミストの記事★をご覧いただいてからこちらのフォギーAに繋げてまいりましょう。⇒前回ブラックミスト編★

今回の清水麻里さんの撮影は16時ぐらいのスタートでした。

光もだんだんと色合いがオレンジ色に変わってくるのですが最初はまだ明るい

昼の光です。

それがこちら。

逆光、ストロボなし、露出補正は高めにして撮りました。

輪郭をにじませながら柔らかな表現にするプロソフトンAとは違って

輪郭を保ちながら「光のミスト効果」を与え柔らか表現にするフォギー。

光が当たっているところはより一層のソフト効果が感じられます。

今回はf値2.0ですから合焦点は輪郭キリッと出つつ、

光と絡み合うようにソフトなボケ感がやわらかに広がります。

次にフィルターなしの画像を見てみましょう。

こちらは前回も作例にしていましたね。

みなさまがカメラで撮るとこの描写かとおもいます。

光は麻里さんの後方55分の角度からでしたが、強い太陽光をアングル内に映しこむと

白飛びしてしまうので注意が必要なところです。

私は撮影時の露出補正は‐0.3にして、PC上で露出のバランスをみながらプラス補正しています。

(あ。こちらのブログでは基本的に細かなレタッチ補正はせずに比較をしていますが、

明るさの露出に関しては後から調整をしています。)

次にブラックミストの画像との比較もみてみましょう。

​​​​​​​

この二つの画像からどちらがフォギーAでどちらがブラックミストか

お分かりになりますか?

実際のところ、作例編集中で「あれ?これどっちだっけ?」と思う

こともありますし、今回のフォギーの画像をみていてもブラックミストっぽい。

なかなか判断しにくいなと感じます。白いミストだからフォギー!

黒っぽい感じするからブラックミストー!とは簡単には言いにくい感じがするのは

夕陽の白っぽくなりすぎないシャドー効果を与えているのではないかな。(((uдu*)

と思うわけです。

「自分の求めている画像効果が描写できているか」であり、

フォギーをつかっているのかブラックミストなのかの間違い探しではないと思うんですよね。

基本のフィルター効果。。。

フォギーだったら輪郭を保ちつつ白いふわっとした光の効果を与える。

ブラックミストだったら白っぽくなりすぎず、黒の陰影を柔らかに表現できる。

ここに、その時のお天気の状態、光の角度等などその時だからこそのサプライズ的光要素が

反映されるのが、まさにフィルター効果の醍醐味ではないかなぁと。

同じ写真は二度と撮れないのと同じように、「その表現はその時だけのもの」なんですよね。

続けてフォギーの作例を続けましょう。

f2 1/500 ISO100  35㎜

f2 1/640 ISO100  35㎜

F2 1/640 ISO100  35㎜

F2 1/500 ISO100  35㎜

F2 1/400 ISO100 35㎜

f2 1/500 ISO100 35㎜

f2 1/640 ISO100  35mm

f2 1/400 ISO100  35㎜

光はこの赤いお花の木の左斜め上。先ほどは55分の位置がだんだん

50分に下がってきています。位置が下がると同時に色合いもオレンジがかってきます。

その光の状態を画像を比較していくと同じフィルター。

ほぼ同時刻なのにずいぶん違ってくるとおもいませんか。一歩左右前後になるだけで

変わってくるのですよ~。かなり明るくふんわりしているものもあれば、ブラックミストに

近い影が浮いてくるような質感もあったりしています。

⑮の明るい質感。明るすぎるな~と思った方は⑯をみてみてくださいね。

露出を下げたのが⑯です。

わたしがフォギーとブラックミストを使い分けるとしたら、

そのフィルターで何を一番表現したいのかというところから

フィルターの選択をします。

花や被写体の髪にあたる光(明部)を柔らかく撮りたい・活かしたいなと思ったらフォギー。

暗部の柔らかさ。しっくりくる空気感を活かしたかったらブラックミスト

という具合に。。。

ブラックミストは「グッとくる」瞬間があるのですよ!!

今回の⑨の作例と前回ブラックミストの⑬の作例★を見比べてみても

面白いかと思います。

最後に。

ふわふわ明るいばかりがフォギーの強みではなく

こんな夕景づかいに活かすのはいかがでしょうか。

f1.6 1/1250 ISO100  35㎜

また、過去の記事

こちらの最後の写真は効果の強いフォギーBを使っています。

これは室内の自然光で光量が外に比べて少ない中でしっかりと

効果をつけたかったためです。

・・・話し始めるとキリないね。フォギーは霧なんだけど・・

とか意味不なことをつぶやいて終わりにしましょう( ̄▽ ̄)

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます♪

GWにおもいっきり「クソババー」と叫ばれた(笑)

オオヤマナホがお届けしましたぁ( ̄▽ ̄)♪

次回はいくぜ合同大撮~~~!​​​​​​​

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