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國政寛の感動表現|しっかり撮りたい満開の桜! 花だけでなく状況も写し込もう!

Posted: 2018.04.11 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|しっかり撮りたい満開の桜! 花だけでなく状況も写し込もう! はコメントを受け付けていません

『ぼんぼり』

~空にぷかぷか
 浮かぶぼんぼり~

この春は暖かい日が続いたせいか、ずいぶん早く桜が咲きましたね。
桜が咲いたあとも晴れた日が続いて、あっという間に満開になってしまいました。
駆け足で走り抜けていった桜、みなさんちゃんと撮れましたか?

マクロで撮影しているとついつい寄ってアップで撮るばかりになりがちです。
でもせっかくですから一輪を大きく撮るばかりではなく、撮影した状況を感じられるような写真も押さえておきたいものです。
今回はちょっとそんなことも意識してみました。

まだ開花の声が聞こえる前、京都御苑のしだれ桜はひと足早く満開になりました。
この日は雨。雨が降ると撮影に行くのもおっくうになりますよね~。
でも、雨の日には雨の日ならではの撮影ができると思ってぜひ出かけていきましょう!
周囲をボカし、雨粒の乗った一輪だけを目立たせています。

今にもこぼれ落ちそうな滴。
花もほとんど前ボケで隠して、雨粒だけに目がいくようにしています。

枝垂れ桜は枝垂れ桜らしく撮りたいですよね。
ちょっと離れて周囲を入れ込んで撮りましたが、横から撮影したため枝が目立ちます。

そこで角度を変えて、下から仰ぎ見るように撮ったものがこちらです。

枝垂れた感じを残しつつも枝の存在感を消すことができました。

今年の桜の時期は、珍しく青空の広がる晴れた日が続きました。
桜のうっすらとしたピンク色が青空に映えて、爽やかだし見ていて気持ちいいですよね!
そんな青空を活かさない手はありません!
花の集団の中から顔をのぞかせた一輪が、気持ちよさそうに空を眺めているようなイメージです。

この日はさくら祭りで、たくさんの屋台が並んでいました。
その屋台の壁には紅白の幕。
自然界ではありえない絵柄ですし、普通ならこんな人工物は写らないように避けるところです。
でもこの紅白模様が、なんとなく桜の季節の気分にぴったり合っているように感じてあえて背景に。
おめでたい、楽しい雰囲気の写真になった気がしませんか?

傾いた夕日が桜の花を染めていました。
この時間の光の色が、桜の表情をよりしっとり艶やかに見せてくれるように感じます。

鳥がつついたのか、花びらごと落ちてしまった桜。
綺麗に咲いている花ばかりに目が行きがちですが、落ちてしまった花もまた風流です。
こんな花にも目を向けて、ぜひ主役にしてあげてください。

きっと撮る人それぞれ好きな撮り方、得意な撮り方ってあると思います。
ついついいつもと同じパターンで撮ってしまいがちになるかもしれませんが、ちょっと意識していろんな撮り方を試してみてください!

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酒井宏和の感動表現|第30回目は、染井吉野の桜色問題、角型フィルターで解決です。

Posted: 2018.04.11 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第30回目は、染井吉野の桜色問題、角型フィルターで解決です。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第30回目は、染井吉野の桜色問題、角型フィルターで解決です。

桜はピンクというイメージがあるのですが、撮影してみると、ピンク?

なんか白っぽくない?

ということはよくあることです。

上の写真は、cokin  232

下の写真は、cokin 046

を使用して撮影しました。

全面ピンクのフィルターです。

A232はかなり薄いので、ほんの少しピンク、A046だとだいぶピンクっぽくなりました。

イメージ通りの桜色は、A046が良いのではないでしょうか?

上記の写真は、cokin 139を使用して撮影ました。

このフィルターは、ピンクのグラデーションです。

グラデーションは横にかけていて、右側がピンク色が濃くなっています。

単色だと、全体的にピンクになりますが、グラデーションだとより自然に見えませんか?

左側の木の緑部分は、透明になりますので、との色が出ています。

また、角型フィルターは回せるので、どこにピンクの強い部分を持ってくるか自分で調整が出来ます。

角型フィルターは、フィルターを挿入するだけで、取り付けができますので、追加でソフト系のフィルターを装着するも簡単です!!

お花の色をより印象ずけるために、ハーフのカラーフィルターという選択肢もありかと思います。

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斎藤志津代の感動表現|スマホで超広角!リアルプロクリップレンズ 魚眼180°

Posted: 2018.04.11 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|スマホで超広角!リアルプロクリップレンズ 魚眼180° はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

今回ご紹介するのは
リアルプロクリップレンズ魚眼の作例です。

このクリップレンズを付けると通常の撮影よりも
さらに広い範囲が撮影できるようになります。

東京では桜が満開を迎え、桜吹雪が見れる地域も増えてきましたね。
今回は春らしく桜の写真のご紹介です。

都内の庭園にてそのままスマホで撮影したものがこちら。

スマホにクリップレンズ魚眼を取り付け撮影したものがこちら。

ローカル線駅付近で。
そのままスマホで撮影したものがこちら。

スマホにクリップレンズ魚眼を取り付け撮影したものがこちら。

ぐるっと180°まるまる撮影することができるのが魚眼レンズの大きな特徴ですが
このクリップレンズはさらに近寄って撮影することができます。

ちなみにクリップレンズ接写で近寄って撮影したものはこちら。

接写レンズと魚眼レンズでは同じように近寄って撮影しても
まったく違って撮れることが写真からわかりますね。

近寄れる距離は接写レンズと同じ1.5cmくらいです。

おまけ。
超広角で近寄って撮影するとこんな感じです。

同じ場所、同じ桜でもクリップレンズを変えるだけで
たくさんの撮り方があって楽しめますね。

クリップレンズをつけて桜に近づく際の注意点としては
桜の花はふんわり軽いので少しの風でも揺れてしまいます。

近づくとぶれやすいので風がおさまった時が狙い目です♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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光川十洋の感動表現|アイスランドの住宅

Posted: 2018.04.11 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|アイスランドの住宅 はコメントを受け付けていません

溶岩台地のダイナミックな様相をさらけだすアイスランド。NASA(米航空宇宙局)が月面着陸前に、月面環境と似ている玄武岩のアイスランドを訓練の場にしていることからも、荒涼とした情景は人の住む場所には程遠いことがわかります。このブログでは、2月28日掲載「火山島で感動発見!」で荒涼とした情景の一部をお伝えしました。ところが「人はどう住んでいるの?」という声が聞こえましたので、今回は「住宅」をお伝えすることにいたします。

手軽に撮り歩くときに便利なのが、広角ズームレンズです。「Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX」は、APSサイズ用に設計されていますが、12mmは35mmサイズ(フルサイズ)換算で18mmという超ワイド画角が得られます。28mmは35mmサイズ(フルサイズ)換算で42mmとなり準標準レンズの画角となりますので、レンズ交換をしないでこの1本あれば状況記録にはとても便利な画角で描写できます。オートフォーカスもすばやく、ディストーションの補正、色収差除去など、常用広角スナップズームとして安心感があります。

広大な溶岩台地。岩の表面には、コケが広がっています。岩を近くで見ると、コケの隙間からざらざらした感触の岩が積み重なり、岩同士の隙間には、空気や水が通り抜ける様相が手に取るようにわかります。道路を敷設した後新興住宅地を建てた情景を超広角で表現できました。​​​​​​​

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/18 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:200(APS-Cサイズカメラで撮影)

住宅地の道路は広く、自宅前にキャンピングカーが保管されております。一般旅行者の場合は、宿泊施設に限りがあるため、キャンピングカーをレンタルすることはありますが、地元の人にとっては生活必需品です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:16mm 絞り:F/20 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:200(APS-Cサイズカメラで撮影)

地下からくみ上げた地熱水を利用した地熱発電所から、このパイプラインを通って、熱水が生活している地域に送られています。寒い地域ですので、暖房用に利用されます。アイスランドではすべての電力を、水力発電、地熱発電などの自然エネルギーでまかなっています。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200(APS-Cサイズカメラで撮影)

漁業が盛んで、郊外の個人住宅は、広い面積の中にポツンと建てられています。よく手入れされた庭には、通行人にも楽しいオブジェを見ることができます。いかりを生かし、溶岩を使った船の形をしているのも漁師らしいです。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度: -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

垣根のない庭から隣の家までの距離感がわかります。背の高い植物は育たないので、庭にこうした自作の展示を楽しむ家がよく見られました。なんと!魚の大きな骨で人の姿を作っていました。背景をほんのわずかぼかしたく、28mmで開放値F/4を使いました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:200(APS-Cサイズカメラで撮影)

この土地では、雪が積もる対策として、入り口の位置が高くなっています。そのせいか庭に対する愛着はなさそうに感じられます。広い敷地ならではのテレビアンテナ設置の仕方におもわず笑ってしまいました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:200 (APS-Cサイズカメラで撮影)

リッチなお宅の入り口から「こんにちは」。自転車乗りの男の子たちとしばし一緒に歩きました。ランドクルーザーのスノータイヤが大きく幅広いことに「さもありなん」と地域性を感じました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1250 -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

「PRIVATE RORD」と外国人向けの標識に中は、広大な敷地。入り口に門扉はなく、このポールひとつ。広大な敷地を使いこなしているアイスランドの一場面です。広角ズームは場面に合わせた画角が選べるので、背景に入れたい範囲を決めやすくなります。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX
焦点距離:15mm 絞り:F/14 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:200(APS-Cサイズカメラで撮影)

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國政寛の感動表現|マクロレンズでマクロらしく魅力的に桜を撮ろう!

Posted: 2018.04.11 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|マクロレンズでマクロらしく魅力的に桜を撮ろう! はコメントを受け付けていません

『春色』

~やさしい色を
 ふりまいて~

あっという間に咲いて、あっという間に満開になって、あっという間に散っていった今年の桜。
あっちこっちで一気に咲いたので、計画していた撮影もいくつか断念せざるを得ませんでした(涙)
皆さんは思う存分桜の撮影を楽しめましたか?

さて、前回はちょっと引いて周囲の状況も入れて撮影してみましょうというお話でした。
今回は、存分にマクロ的な撮影を楽しみたいと思います。

マクロといえばボケ。
手前の花を前ボケにして、奥で仲むつまじ気に寄り添っている二輪にスポットを当てました。

こちらも前ボケです。
主役となる花の部分にも少し前ボケとなる花を重ねて、全体にソフトがかかったような雰囲気にしました。

すでにピークを過ぎた桜で、葉が出始めていました。
そのまま撮ると葉っぱが目立ってしまうので、前ボケで隠しています。

こちらも前ボケですが、花の隙間から覗くように撮って、一部分でなく画面全体がボケで覆い尽くされるようにしたものです。

背景に木漏れ日のキラキラ円ボケを。
夕方で光が弱くなっていたので、柔らかい感じの円ボケになっています。
マクロっぽくないと感じるかもしれませんが、マクロレンズは必ず寄って大きく撮らないといけないわけではないんです。

ツバキの葉に太陽の光が当たって反射していました。
その葉の前に桜が一輪。
こんな場面を見つけたら、そう、円ボケです!
薄い緑と柔らかい円ぼけが優しい雰囲気を演出してくれました。

こちらはくっきりインパクトのある円ボケを脇役に。
このボケも、やはり光の反射が作り出したもの。
下記の写真のように、花の後ろにある小川の水面に反射した太陽光なんです。

やはり桜もアップで撮っておかないわけにはいきません!
綺麗な花芯に注目して、横から写しました。

「AT-X M100 PRO D」の最短撮影距離付近まで近づきましたが、花芯だけに寄り切れていないので、周囲の花びらがちょっとうるさく感じます。

そこで、デジタル接写リングの36mmを装着。
ぐぐっと花芯に迫って印象強くすることができました。

今年の桜は終わってしまいましたが、ぜひ来年、マクロらしい素敵な桜を撮ってくださいね!

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ももすけの感動表現|AT-X 24-70 F2.8 PRO FXを徹底的に検証してみた

Posted: 2018.04.11 Category: Tokinaレンズ Comment: ももすけの感動表現|AT-X 24-70 F2.8 PRO FXを徹底的に検証してみた はコメントを受け付けていません

どうもこんにちは。フォトグラファーの渡井ももすけと申します。
今回ご縁があって、「AT-X 24-70 F2.8 PRO FX」を使わせていただくことになったため、実際に街に繰り出してみました。

今回、「Sony α7」にマウントアダプタ「MC11」を噛ませて撮影しました。トキナーEFレンズは公式ではMC11のサポート対象外なのですが、AFも無事動作しました。ただ、速度の面でいえばかなり遅く実用性がなかったため、今回はAFについては無評価とし純粋な描写等についてお話していければと思います。

まず、最初に道草のたんぽぽをテレ端側、開放で1枚。

THE とろふわ!って感じの映りでした。しかし中心部は等倍で確認するときちんと解像しており、早速ポテンシャルの高さを見せつけてくれました。
ボケはTHE優等生。って印象です。うるさくもなく柔らかすぎず。それでいて解像度は犠牲にしない。素晴らしいですね。

続いて5.6まで絞ってみました。


「かりふわ!!」当然っちゃ当然なんですが結構描写は変わります。ピント合焦面はたんぽぽの毛先までしっかりと描写し、全体的ににもコントラストが高く引き締まった絵になりました。

そして、この日は日差しが強く、レンズの粗を探すには絶好の日でした笑
ちょっと意地悪に強い逆光の中でモミジの葉を開放で撮影してみました。


あらびっくり・・・。いくら絞ってるとはいえ、フリンジも全くと言っていいほど目立たず、葉のディティールもくっきりと描写しています。しかもこのレンズ、シャドウ側の諧調が非常に豊かで、試しにRAW現像でシャドウをぐっとあげてみました。


見てください・・・。ここまで綺麗に色やディティールが残っているんです・・・。正直びっくりしました・・・。すごい・・・。名玉と呼んでいいんじゃないかこれは・・・。
ついでに別のモミジをもう一枚。


ハイライト重点で露出を合わせたのでモミジ自体は非常に暗く映っています。
これを恐る恐るlightroomでシャドウをあげてみると・・・。

驚くほど諧調を残したまま描写してくれてるんです。あっぱれです・・・。しかもフリンジもほとんど出てない。2.8とはいえ、開放なのに・・・。
続いてはその辺にあった若干傾いている消火器。

トキナーレンズはトキナーブルーと呼ばれたりして青が非常に特徴的だと好む人も多いそうなのですが、僕はこのレンズ「赤」が特に好ましい発色をしてくれるなと感じました。
しかもこのレンズ開放から1段絞るごとに若干色のりが変わってくるんですね。それが撮影していて非常に面白かったです。開放だと「立体的」かつ「マット」な感じに色が乗るんですが、少し絞ると「平面的」な感じに色が乗ってきます。

​​​​​​​

勿論、絞るほどに解像度も高くなっていくのでこの「解像度」と「色乗り」の変化が非常に楽しいレンズでした。

僕は基本的に癖玉が好きで変な描写をする単焦点ばかり使ってきた人種でして、ズームレンズもどちらかというちお24-105みたいな便利ズームを好んで使っていました。なのでいわゆる大三元と呼ばれたりするF2.8通しのズームレンズ群を使ったことがなかったんですが、数枚スナップを撮った時点でほしくなりました。そしてこれで市場価格が10万円前後とな
ると・・・。ホントに素晴らしいなと・・・。AFに関しては完全に無評価となりますが、描写についてはこのレンズにケチつける人はなかなかいないんじゃないでしょうか。それくらいなかなか弱点見つからないレンズだと感じました。

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ももすけの感動表現|lensbaby velvet56を徹底解剖。

Posted: 2018.04.11 Category: LENSBABY Comment: ももすけの感動表現|lensbaby velvet56を徹底解剖。 はコメントを受け付けていません

こんにちは。フォトグラファーのわたらいももすけと申します。
今回ご縁があって、「Lensbaby Velvet 56」を使用させていただくことになりましたので実際に撮影してきた写真をご紹介しようと思います。
今回は、特にこのレンズを使ってその辺の道を散歩しながらスナップしてみました。

まず、このLensBabyというシリーズ。普通のレンズではありえないほどのくせ玉ばかりがそろっています。今回はその中でも比較的スナップとして使いやすい標準画角のレンズを使用しました。
まずその辺に生えていた木を開放でパシャリ。


おおおお・・・。なるほど。噂には聞いていたがかなりの曲者・・・。
ふんわふんわ!ぐんるぐんる!って感じです。ピントの山がつかめない・・・。
レンズを見てみるとわかるんですがこのレンズほとんど収差補正のためのレンズが入ってなさそうなんですよね。(レンズ構成は3群4枚)今どきのレンズは如何に収差を補正するか?をコンセプトに作られていることが多いらしいのですがこのレンズは全くもっておかまいなし。むしろかなり特徴的に球面収差をだしています。

ただ、絞りをF5.6まで絞ると驚くほどシャープに写りました。


というか開放のインパクトが大きすぎて対比でシャープに見えているだけですが笑
ただしっかりとコントラストは出ていますし、中心部は思ったほかシャープです。そしてある境界線を境に急にぐるぐるとボケ始めます。低周波のラインが絞りを絞ることでこんなにも劇的に変化するレンズはそんなにない気がします。
つづいて、その辺に咲いていたたんぽぽを俯瞰で1枚。


面白いですね。すぐ下が地面なのでもちろんボケ感などはないのですが、ぐるぐるボケのおかげで主題が引き立っています。

つまり今までならできるだけ背景が開けているところで背景をボカして主題を引き立てていたところをこのレンズならボケ感を使うことなく被写体を引き立たせることができます。
その特性を生かしてもう1枚。

ピントの山をつかみ損ねて中心のお花にドンピシャでピントが当たっていませんが、それでもメインの被写体がなんなのか?がわかりやすい写真になりました。

例えばこんな風にレタッチすることでより主題を引き立たせるのもいいかもしれません。

もう一枚。中心に被写体を置いてみました。


色乗りはいたって素直でまるでトイカメラで撮影したような絵になりました。
最後に渋谷でのスナップ。


う~ん。面白いですね。普通のレンズじゃまず撮れない絵が撮れます。正直シャッターを切るまでどんな写真ができるか想像できません。それもこのレンズの楽しみ方の一つですね。

かなりのくせ玉ではありますが、被写界深度などを気にせず画面中央の被写体を引き立たせことが可能だったり、絞りを絞ることで低周波のコントラスト・解像度が劇的に変化するのも使い方次第でいくらでも面白い写真が撮れそうな気はします。

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伊藤宏美の感動表現|3月31日三江線運行最終日ラストラン

Posted: 2018.04.11 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|3月31日三江線運行最終日ラストラン はコメントを受け付けていません

3月31日三江線が運行最終日を迎えました。

式典が開かれ、多くの人が訪れました。

私も、思い出がたくさん詰まった三江線。

前日の最終便の飛行機で向かいました。

この時期には桜は見られないと思っていたのですが、この日は合わせたかのように桜も満開。

レールバスのころから三江線を利用していたおじいさんは

「こんなに人が集まったのに、本当に廃線にするのか。。。これで本当にさようならだ。」

と隣でつぶやきました。

私は、最終列車を、上下共に、宇都井駅で見届けることにしました。

山と山の間にあるこの駅は、高い位置にホームがあり、トンネルから出てきてトンネルに入っていきます。

最終列車は、たくさんの人が待つ中、少し遅れてトンネルから、やってきました。

そして、長い汽笛を鳴らし、静かにトンネルに去っていきました。

静かな見届けでした。

​​​​​​​◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye
焦点距離:8mm 絞り:F/8 シャッタースピード:11秒 ISO感度:100

花火が上がると聞いていたので、花火の上がる高さがどのくらいか分からないのと、

撮影場所が前方だったため、全景が入るように魚眼レンズAT-X 107 DX Fisheyeを使用しました。

対角線魚眼の歪曲収差によって地面のイルミネーションが印象的なカーブを描く絵作りができました。

魚眼レンズにおいても、解像度の良さは顕在で、右端に映るトンネルや周りの木々まで描写が綺麗です。

F8の絞込みでも、光芒が美しくでてくれました。

撮影してみると、花火が低い位置で上がったので、今度はレンズを変えて

AT-X 14-20 F2 PRO DXで撮影しました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:18mm 絞り:F/8 シャッタースピード:18秒 ISO感度:100

AT-X 14-20 F2 PRO DXの描写力はトキナーの広角ズームレンズの中でも群を抜いています。

駅舎の質感や列車のシャープネス、夜に浮かぶ花火の抜け感などは、本当に単眼レンズに引けをとりません。

私にとって、廃線の日に目の前で列車を見送ったのははじめての事です。

宇都井駅の最後は、思った以上に静かでした。

列車が見えなくなって、しばらくしてから、「ありがとう」という言葉と拍手がおこりました。

脳裏にしっかり焼きついています。

翌日は静かになった駅を見にまわる予定でしたが、

なんとなく、見に行く気持ちになれず、三江線をあとにしました。

なので、まだ、走っているようなそんな気持ちがします。

翌日はそのまま山口線に足を延ばしました。

何も予定を決めずに出遅れて出発したので、撮影場所にはすでに人がたくさんいました。

でも、桜の木の下にはあまり人がいなかったので、そこに場所を決め、

広角レンズを使うことにしました。

この日はD51が具合が悪くお休みしていましたが、

桜満開の木のしたで、春いっぱいの撮影ができました。

◎AT-X 12-28 PRO DX
​​​​​​​焦点距離:15mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:640

AT-X 12-28 PRO DX は、細かな桜の一輪一輪まで見事に描写してくれました。

桜のやさしいピンクから、青空までとてもバランスの良い発色もこのレンズの魅力です。

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齋藤千歳の感動表現|8つの細かな条件を満たすSAMYANG AF35mm F2.8 FEはウチの常用ボディキャップレンズ

Posted: 2018.04.11 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|8つの細かな条件を満たすSAMYANG AF35mm F2.8 FEはウチの常用ボディキャップレンズ はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

目下のところ、LENSBABY Burnside 35でなにをどう撮るべきなのかに悩む、齋藤千歳です。

周辺ぼけや周辺光量落ちをコントロールする第2絞りを搭載した、このくせものレンズをどう攻略するかに、頭を悩ませています。

このLENSBABY Burnside 35を含め「ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ」のレンズラボで詳細に解説していく予定です。

というわけで、徐々に春めいていく北海道で、春にしてはまだ寒いのですが……。

せっせと撮影をして、せっせと電子書籍を作っています。

ところでみなさんは、カメラに常時レンズを装着する派ですか? それとも撮影が終わるとレンズは外してボディキャップを装着する派でしょうか?

私は断然! カメラにレンズは着けたまま派です。

カメラバッグに収納しているときも、自宅の仕事場にカメラを置いているときも常にカメラにレンズを着けた状態です。

ボディキャップをするときは、「そろそろ君はしばらくお休みね」とカメラをしまい込むときになります。

だいたい新しいカメラが来たときですね。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F2.8 FE

◎焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

いつもカメラの着けたままのなっているので、もっともおいしいタイミングでの撮影に使うのが、SAMYANG AF35mm F2.8 FEになることが多いのです。

現在では、ボディキャップレンズというと、本当にボディキャップのように薄く軽い特殊なレンズのことをいうのが正しい使い方だと思います。

しかし、私個人はボディキャップの代わりに、いつもボディに着けっぱなしのレンズがボディキャップレンズのように思うのです。

ようは、ボディキャップ代わりのレンズの略称ですね。

このボディキャップ代わりのレンズ(※以下、この記事ではボディキャップレンズと表記させてください)については、使う人それぞれのこだわりがあり、実際にいちばんよく使うお気に入りのレンズとなっているのではないでしょうか。

私の場合、このボディキャップレンズがしっくりくると、カメラ本体の活躍の機会も増えるほど重要なレンズになっています。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F2.8 FE

◎焦点距離:35mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 +1/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

軽くて小さいのに写りはしっかりとシャープなSAMYANG AF35mm F2.8 FE。ウチではEマウントフルサイズのボディキャップレンズです。

私が常用にボディキャップレンズとして、愛用するレンズには下記の条件があります。

1.      小さくて軽いこと

2.      写りがよいこと

3.      使いやすい画角なこと

4.      そこそこ明るいこと

5.      AFなこと

6.      安いこと

7.      見た目が悪くないこと

8.      ボディとのバランスがよいこと

思う以上にボディキャップレンズの条件は厳しいのです。

1.小さくて軽いこと

当たり前ですが、いつもボディに着けたままにするレンズなので、どんなにお気に入りでも1kgを越えるようなレンズをボディといっしょにいつも持ち歩くのはお断りです。

できれば100g以下、ボディに装着しても、カメラ全体の携行性を著しく変化させないサイズであることが重要です。

2.写りがよいこと

小さくて軽いからといって、ほかのレンズで撮影したものより、画質が著しく劣るとか、後で使えないレベルの画質だと、本当のボディキャップを着けておいてレンズ交換したほうがいいので、ボディキャップレンズとしては不合格だと思います。

3.使いやすい画角なこと

極端な広角や望遠ではないことが重要です。

とっさに撮ろうと思ったら「うわぁ、そういえば超広角」とか、室内で撮ろうとしたら超望遠では、常用のボディキャップレンズには向かないと思います。

できることなら50mm前後程度の標準域か、それよりもちょっと広角が汎用性が高いと思います。

4.そこそこ明るいこと

いつも着けているボディキャップレンズは、撮影条件をレンズに合わせてあげることができません。

夜はもちろん、室内で撮影したいこともあります。

そのため、開放F値が明るいことが要求されるのです。

できることならF2.8以下が好ましく思います。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F2.8 FE

◎焦点距離:35mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:0.8秒 ISO感度:200 +2/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

風景や夜景はもちろん、人物、その日食べたものなどなど、日常のあらゆるシーンに対応できることがボディキャップレンズの条件といえます。

5.AFなこと

ミラーレス一眼カメラの進化などでAFでなくても、ピント合わせはどんどん簡単になっています。

しかし、AFにお任せでざっくりで撮影したいこともあります。

常用レンズのボディキャップレンズだからこそ、撮影者のラクをさせていただきたいのです。

そのためのAFは必須といえるでしょう。

6.安いこと

超望遠レンズや1kgを越えるような明るい単焦点レンズなどが「ハレ」のレンズであるとすれば、普段の生活で使用する常用のボディキャップレンズは「ケ」のレンズといえます。

そして、いつも着けているので、キズも付くでしょうし、落下や破損の危険性も「ハレ」のレンズに比べて高くなります。

私の場合「ハレ」のレンズも安いほうがありがたいのですが、ボディキャップレンズは、安いことが必須の条件になります。

7.見た目が悪くないこと

すでに6つに渡る好き勝手な条件を並べています。

しかし、それでも見た目の悪いレンズが嫌なのです。

いつも持ち歩くカメラがもし性能はいいけど、見た目は最悪であったら、毎日持ち歩きますか。

毎日持ち歩く、常用のボディキャップレンズだからこそ、性能はもちろん見た目もよいものを選択したいわけです。

8.ボディとのバランスがよいこと

多くの前提条件をひっくり返すようですが、装着するカメラボディとのバランスが重要です。

ポケットに入るサイズのミラーレス一眼なら、レンズはより小さい必要があります。

一方、中上級者向けのゴツい一眼レフでレンズだけ小さくしても、全体の大きさはほとんど変わらないということもあります。

見た目、デザインも含めて、カメラに装着したときの使い勝手や全体のサイズについてもバランスがよいレンズがボディキャップレンズとしては向いています。

使用レンズ:SAMYANG AF35mm F2.8 FE

◎焦点距離:52mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/1,600秒 ISO感度:100 −1/3補正 (APS-Cサイズで撮影)

35mm判フルサイズのカメラでAPS-Cモードを使って撮影すると50mm相当の画角を得られるのもSAMYANG AF35mm F2.8 FEの便利なところです。

8つもの細かな条件を満たすレンズはなかなかないのが実情です。

金に糸目をつけないなら、選択の幅はぐっと広がります。

いつも使うものだから高くてもいいだろうという考え方もあるでしょう。

ただ、問題点としては、高いレンズはだいたい重いのです。

そういった意味でも、なかなかセレクトが難しいのが、常用のボディキャップレンズになります。

個人的には、ソニー Eマウント用としては、E16mm F2.8がお気に入りだったのですが、APS-C用なので、35mm判フルサイズに対応しません。

SAMYANG AF35mm F2.8 FEは、35mm判フルサイズのEマウントに対応し、SAMYANGレンズで3本目のαシリーズ向けのAF対応レンズです。

しかも価格もかなりリーズナブルになっています。

描写性能などの詳細は

Foton機種別作例集169 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG AF35mm F2.8 FE 機種別レンズラボ

SONY α7 II で撮影

監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori

価格:330円

で電子書籍にまとめましたが、基本的にシャープで使い勝手のよいレンズです。あえていうなら、少しぼけが硬い点以外、あまり気になる点はありません。

90gを切る質量と、コンパクトでシンプルにまとめられたレンズデザイン、α7シリーズなどと組み合わせるなら、とてもおすすめの常用ボディキャップレンズになっています。

35mm判フルサイズのソニーEマウント向けボディキャップレンズを探している方は、ぜひSAMYANG AF35mm F2.8 FEを候補に入れてみてはどうでしょうか。​​​​​​​

齋藤千歳の感動表現|8つの細かな条件を満たすSAMYANG AF35mm F2.8 FEはウチの常用ボディキャップレンズ はコメントを受け付けていません

馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm+新しいEマウントカメラ、α7IIIで切り取る春の日常。

Posted: 2018.04.11 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm+新しいEマウントカメラ、α7IIIで切り取る春の日常。 はコメントを受け付けていません

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

3月23日、新しい季節の訪れと共に発売されたソニーαの最新機種α7III(ILCE-7M3)。フルサイズミラーレスをより身近な存在にするベーシックモデルとして、恐らく多くの方々が注目されていると思うのが、今回は早速α7IIIbにTokina FiRIN 20mm F2 FE MFを付けて、春の訪れた街中でスナップを切ってみた。新しいカメラの相棒のレンズとして参考になればこれ幸い。なもんで、今回はキャプションよりも写真多めでいきます。

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

中野にて。中野通りは桜の名所として有名でこの日はほぼ満開だったが、このレンガ調のビルも有名。そう、ケンコー・トキナーの本社!お世話になっております。2Fのショップやギャラリーなどお気軽に足を運んでみてください。

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:3200

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:3200

中野で見上げて撮ったもの。1枚目は夜の桜、2枚目は中野サンプラザ前の広場にあるオブジェの真下に入って撮った。高感度で絞っても詳細な描写をしてくれるのは上位機種譲り、安心して使える。

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:30mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:30mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/3200秒 ISO感度:100

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:30mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100

開放F2.0で撮った春の花、三連発。ソメイヨシノ以外は正直名前が分からないが、春を彩る花でも三者三様で面白い。FiRIN 20mmの特徴であるF2.0の大口径が活かせる構図を色々な被写体で試してみたいと思う。

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

FiRIN 20mmはEマウントのαシリーズに特化されて作られただけに、コンパクトなボディと組み合わせた時のバランスが良い。広い引きの画も寄りの画も自分の足で作れるから、カメラの面白さをいつも教えてくれる。

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:30mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:1600

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

直線で構成された構図で2点。一つは引きと寄り。1枚目の新宿駅で撮った引きの画はそれでもAPS-Cクロップで30mm相当で撮影したが、1000万画素あれば日常スナップには十分な解像度。2枚めは中野にある居酒屋の壁。開放F2.0のおかげで張り出した部分が浮かび上がるように立体的に写すことができた。

◎SONY α7III(ICLE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE MF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

地面に落ちた花びらもまた美しい。先日、桜や季節の花々を見ると若い人たちは「キレイだね~」と思うが、年を取ると「あと何回見られるのかな…。」と思うようになる、という話を聞いた。確かに季節を感じることができるのも健康で新しい年を迎えられるからであり、これからのことを少し考えてしまった。あと何回シャッターを切られるかわからないけど、また明日もFiRINとともに街に出よう。新たにα7IIIを手に入れたユーザーの方もFiRIN 20mm F2 FE MF、どうぞご検討ください。(AFも出るよ!)

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オオヤマナホの感動表現|桜ポートレートをドラマチックに表現するブラックミストテクニック!

Posted: 2018.04.11 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|桜ポートレートをドラマチックに表現するブラックミストテクニック! はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは。オオヤマナホです!

都内近郊の桜はもう終わりかな~。あっという間だったな~という感じですが

北の地方はまだこれからのところもあるとおもいます。

2018の桜に間に合うといいなと思いつつ執筆中…φ(`д´)…

今回の桜ポートレートは幅広くご活躍されていらっしゃる

モデルの清水麻里さんを

夕景に枝垂桜とのコラボレーションで撮らせていただきました。

「麻里さん♡めーっちゃかわいい♡♡」を何度連発したことか(´∀`*)ウフフ

あんな話やこんな話にゲラゲラ笑いながらとても楽しく撮影♪

ではまいりましょう。

今年の桜をローコントラストを実は中心に撮っていました。

それは黒のくすみのない透明感を桜に活かしていきたかった。フォギーよりも

さらに輪郭のしっかりとしているローコントラストは桜とマッチするそれを

撮りたかったのですよね。

ローコントラストの桜ポートレートは2カットこちら。

MODEL:里依さん
https://twitter.com/rixy_photo

MODEL:MAKIさん
https://twitter.com/MAKI240920​​​​​​​

ローコントラストの桜ポートレート表現はまた別途ということで

今回は違う角度から迫ります。

日中は人多いのでどうしても朝早くとか夕方の撮影になるとおもい・・・

それに活かしていただきたいと思ったのです!

まずは作例を続けてご覧ください


MODEL:麻里さん
​​​​​​​https://twitter.com/magohi

これまでのこちらのブログでは

◯◯フィルターをつかうと

こんな表現になる

と、それぞれのフィルターに対しての効果をお伝えしてきました

フィルターを試したことがない。使ったことがない。

試してみたいけどどれがいいかわからない…

そんな皆様はどうぞこちらソフトフィルターブログの過去記事★を

ご参考になさってみてください。

今日の本題はここからです。

「何を」「どう撮る」

この撮影の基本ですが、「どう」の部分を掘り下げてみましょう。

私が今回の麻里さんと桜を撮るに辺り意識したことは

1.夕景の柔らかな夕陽(オレンジ)

2.ピンク桜の花びらの柔らかさ

3-被写体の優しい表情や仕草

を「ドラマチックに表現したい」ということでした。

「ドラマチックに表現する」

ここがポイントです!

桜の枝は出来れば顔からウエストラインまで下がっていて欲しい

と思いましたが、そんな桜並木の枝の周りには人人人!!!

いつまでたっても人の波は切れませんでした。(๑¯ ³¯๑)うー

(麻里さんと、「人早く帰れー!」と念じてましたがそうはうまくいかないし(˘̩̩̩ε˘̩ƪ)

というところに!枝垂れ桜現る!です。

背景の(ほかの花の)黄色

草の緑

枝と幹の茶色

そして光と影

この景色を

ドラマチックに

ふんわりしすぎずに

映画のワンシーンのように

表したい

どのフィルターにしましょうか

やっぱりアレでしょ!

ブラックミストでしょ!

୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛

となり!!!

めちゃ撮りまくりました。

ふんわりしすぎないブラックミストなのですが、

光に対する角度や位置が一歩前後左右にずれるとかなり白くなるということも

確かにあります。今回の作例の中でも枝垂桜を中心に立ち位置を変えながら

撮影しておりますので、どの位置からのブラックミスト効果が好きか

注視してみてください。

光のコントロールは研究中。NDフィルターとの重ねづけも試し中。

纏まりましたらレポートします。

現場で仕上げる。

現場で感動を起こす。

そんな現場を大切に被写体と向き合い、

撮影をする気持ちを大切にしながら、

おうちで

「モデルさんめちゃいいし!」

「俺(私)って、上手いやん!」と( ∩︎՞ټ՞∩︎) ンフ~~ってなりながら( ´∀` )「

作品の完成度をレタッチソフトも有効に活用しながら高めてまいりましょう

※今回は露出以外にもブラックミストでなくては表現できない空気感を活かしながら

レタッチも加えて仕上げています。

ソフトフィルターで春表現!豊かにいたしましょうね

オオヤマナホでした

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