ブログ

Blog

酒井宏和の感動表現|第10回目はcokinのcokinのEVO フィルターホルダーを、ご紹介いたします。

Posted: 2017.10.11 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第10回目はcokinのcokinのEVO フィルターホルダーを、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第10回目はcokinのEVO フィルターホルダーを、ご紹介します。
今回撮影しているのはLサイズです。

第6回でスタンダードなPシリーズフォルダーをご紹介しましたが、今回は高性能バージョンで新商品です。
今回のEVO フィルターホルダーは金属製でしっかりしていますし、色々考えられた構造になっています。
その辺をご紹介して行きます。

リングをレンズにつけておくのはPシリーズフォルダーと同じですが、リングはEVO専用品です。
そしてスライドして装着します。

一つ目の違い、EVO フィルターホルダーは、上から装着だけではなくて、下から装着も脱着も可能です。
とてもスムーズに装着が出来ます。

角型フィルターの装着自体は同じような感じです。基本的に上から差し込みます。

二つ目の違い、遮光性能があります。前後の軍艦部分で光をカット、実は角型フィルターは
直上の光に弱いのですが、それも対策、1mmぐらいのスポンジ状のものがフィルターとフォルダーの間を埋めます。

三つ目の違い、前面にPLフィルターを装着出来ます。全面にPLフィルターがつくと回す作業がしやすいです。
105mmのフィルターネジが切ってあるので、PLフィルター以外も装着は可能です。

四つめの違い、改造できます。
初期状態だと、角型フィルター2枚と全面に丸型フィルターが装着可能です。
後ろの金色のネジは手で外れるので、外すと、フィルターの枚数を減らしたり増やしたり
丸型フォルターをつける部分を外したりすることも可能です。

Pシリーズフォルダーでも撮影は可能ですが、こだわり派の方にはこのようなフォルダーもご用意があります。

 

説明

色々考えられて設計されている、こだわり派の角型フィルターフォルダー!!
なんか、見たみもすごくかっこいいです。

おすすめ

cokinのEVO フィルターホルダーL
 

酒井宏和の感動表現|第10回目はcokinのcokinのEVO フィルターホルダーを、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

zenの感動表現|単焦点レンズばかり使ってきたけど

Posted: 2017.10.11 Category: Tokinaレンズ Comment: zenの感動表現|単焦点レンズばかり使ってきたけど はコメントを受け付けていません

「写真の上達には使っているレンズが全て」とは言えないが、一方で「ズームレンズよりも単焦点レンズを使うべき」という文言はカメラをやっている方ならば一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。恐らくズームレンズのズーミングにばかり頼って写真が単調になる恐れがカメラを始めたての人にとっては起こりうるために、そのような説が出てきたのだと思われる。要は自分の脚を使って写真のパターンを稼ぐべきだと。

実際に私自身も無意識ながらその言葉に従いながらカメラをやってきた節はあって、手持ちのレンズはもっぱら単焦点ばかり。ズームレンズの購入を意図的に避けていたわけではないが、気付けばズームレンズは使う機会はまだしも購入する機会は少なかった。

そんななか機会があって使わせていただいたのがTokinaのAT-X 24-70mm F2.8 PRO FXである。結果から言えばやたらズームレンズから遠ざかっていた自分にとって有意義な出会いとなるレンズである。サードパーティーのレンズはやはり純正のレンズとの比較対象になりがちだが、同ズーム域のレンズラインナップの中でひと味違うが素晴らしい出来のレンズに仕上がっている。

本記事では描写などの性能面以上に、外観を中心とした機能面での個人的な所感を述べたいと思う。


届いてまず思ったのが重量感があるレンズである。実際の質量は1,010g。他社メーカーの24-70mmレンズと比較しても若干重たい部類には入るものの、外観の造りは高級感がある。一眼レフを構えて撮るようなときはしっかりカメラバッグに必要備品を取り込んでいく筆者にとってはあまり気にならない点だが、携帯性や俊敏性を求めているカメラマンにとってはやや懸念されるかもしれない。

サイズ感に関してどのレンズと比較したら読者の方々は分かりやすいだろうかと考えたところ、各々で所持しているメーカーも異なることを考慮して身近なiPhone7plusで簡易的に比較した。35mm側でレンズは伸長するが、どちらにしても手軽なサイズ感である問題はないと思われる。付属の花形のレンズフードも接合部分含め造りはしっかりしており

(参考)iPhone7plusの全長:158.2mm

広角側(24mm)との比較

望遠側(70mm)との比較

ズームリング及びフォーカスリングについては筆舌に尽くし難いが、固すぎず非常にしっかりしており、うっかり触れてしまった時にずれてしまうようなことはまずない。Tokinaの細かなこだわりを感じた部分でもあった。
 
さらに筆者が驚いたのは、ワンタッチ・フォーカスクラッチ機構。AFポジションとMFポジションの切り替え方は一般のレンズは小さなスイッチ式であるが、当レンズはフォーカスリングを前後に移動させることで行う。慣れを要する機能かもしれないが、ファインダーを覗きながらAF⇔MFの切り替えを行う際に小さなスイッチ式では左手が迷子になることがあるが本機能ではそれが格段に減る。AFの後にMFでピントを追い込む撮影をする機会が多いカメラマンにとっては撮影速度の向上に繋がるだろう。


 


【総評】
今回は外観及び機能面でのレビューに留まるが、肝心の当レンズによる写真及びその描写や性能は次回の記事でじっくり行うこととする。しかし、当レンズは若干重量感はあるものの外観及び機能面に不満はない。サードパーティーのレンズが純正のレンズよりも劣っているという概念が近年崩れてきているが、まさにその実感が次回述べる性能面含めて感じられるような1本のレンズをTokinaは仕上げてきたように思える。同ズーム領域のレンズの購入を考えているカメラマンにはぜひこのレンズを薦めたい。

 

zenの感動表現|単焦点レンズばかり使ってきたけど はコメントを受け付けていません

高木慎平の感動表現|LENS BABYで秋の花を撮る。

Posted: 2017.10.11 Category: LENSBABY Comment: 高木慎平の感動表現|LENS BABYで秋の花を撮る。 はコメントを受け付けていません

今回はLENS BABY Velvet56を持って、僕の大好きな長良公園に行ってきました。
この長良公園はいつも季節の花がたくさん咲いており、歩いているだけでも楽しい公園です。

普段、花だけを撮ることが少ない僕ですが、新しいレンズを手にするとなぜか花を撮りたくなります。

今回使用するLENS BABYは名前からして可愛いですね。撮影する写真も名前の通り、柔らかくふんわりとした写真が撮れました。

 
◎使用レンズ:LENS BABY Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度250

このレンズのボケ感はまるで水彩絵の具を溶かした様です。
いろとりどりの花の色が綺麗に混ざり合う一枚が撮れました。


◎使用レンズ:LENS BABY Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2.8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度250

F/2.8と少し絞りましたが、手前と奥の花が綺麗にボケました。ピントを合わせた部分もソフトな印象です。


◎使用レンズ:LENS BABY Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 1.8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度250

マクロ撮影も可能なのでかなり近づいて撮影してみました。
柔らかい空気がマリーゴールドを包んでいるようです。

 
◎使用レンズ:LENS BABY Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2.8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度250

撮影中、ちょうどモンシロチョウが華にとまってくれました。

LENS BABY Velved56 は花など植物を撮るのには楽しいレンズかもしれません。
このレンズの花が溶けていくような儚い雰囲気が僕は好きです。
次はこのレンズを使ってポートレートを撮影してみようと思います。

高木慎平の感動表現|LENS BABYで秋の花を撮る。 はコメントを受け付けていません

伊藤宏美の感動表現|秋色の列車を撮る

Posted: 2017.10.11 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|秋色の列車を撮る はコメントを受け付けていません

今年の夏は雨が多く、この日も雨でした。
午後から曇りの予報だったので、晴れるのを願って、上長瀞へ出かけました。

私の家から1時間ちょっとで行ける距離に、上長瀞の駅はあります。
ひさびさのお休みにちょこっと行くには、とっても良い場所です。
上長瀞で下車して荒川まで歩くと、荒川橋梁が見えてきます。

ここは、昔、受験勉強の時に’息抜き’という言い訳をして、友達と川下りにきた夏の思い出があります。
あの時は、まわりにあるもの全てが楽しかったなぁと思い出しながら岩に座っていると
たまに、お日様が雲の隙間から、水面をキラキラと輝かせてくれます。

何度も何度も「今だ!光って」と願いながら待っていると、
キラキラの水面の瞬間に貨物列車が走っていきました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/2500秒 ISO200感度

こんなことをしていると、つい気分が上がり、なんとなく居心地がよくなり、
1日、この荒川橋梁の見える岩に座ってすごしました。
すると、この日は、雨あがりの素晴らしい夕焼けになりました。

受験勉強していたあの頃は、
なんでも出来そうなパワーに満ちていたけれど、
あの日の空が何色だったかなんて覚えていないし、夕焼けを待つような贅沢もしなかったなと思うと、大人も悪くないなと思いました。

そして、
素晴らしい夕焼けを残すことができて
写真をやっていて良かったなぁと思った瞬間でした。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/9  シャッタースピード:1/400秒 ISO400感度

帰り道、駅舎に戻ってみると、まだうっすらと夕焼けが残っていて、それも綺麗でした。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/10  シャッタースピード:0.62秒 ISO100感度

 

この日は、AT-X 14-20 F2 PRO DXのレンズ1本で出かけたのですが、空いっぱいの作品を作るのにはとても良い選択でした。
陽がさす瞬間の水面のキラキラを狙う逆光の中、ハレーションもない仕上がりです。
隅の波や、石ころまでしっかりとした質感を表現できるのはAT-X 14-20 F2 PRO DXならではだと思います。

夕焼けが美しく、ブルー以外の発色もとても鮮やかで、美しい雲と雲の隙間から見える青がとても印象的な1枚に仕上がりました。また、シルエットの輪郭や窓越しに見える雲の描写力も素晴らしいです。
今回も、空を主役にたくさん入れたかったので、列車を画面の端に撮影したのですが、歪まずに撮影できました。
 
 
今回は秋空がテーマになりましたが、
別の日に今度はAT-X 12-28 PRO DXを持って東武鉄道 SL大樹を撮影しに行きました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/10  シャッタースピード:1/640秒 ISO800感度
 
この日も雨降りの日でしたが、雨粒がたくさんついた曼珠沙華がとても綺麗だったので、
主役は、SLでなく曼珠沙華にしました。
撮影していて、四季を感じた時、私は改めて
四季のはっきりした日本は素敵だなあ。と思います。
 
 
 
実はこの日は、秋色を探していたので、曼珠沙華の群生を見つけたとき、広角レンズを考えていました。
ところが、ここは、写したくないものも周りに多く、広角では難しい状況でした。
しかし、AT-X 12-28 PRO DXは標準域に届く28mmまでのズームも可能なので、画面を整理して撮りたいものを思ったとおりに撮るにはとても便利です。

伊藤宏美の感動表現|秋色の列車を撮る はコメントを受け付けていません

齋藤千歳の感動表現|お気に入りのポイントは時間を変えて

Posted: 2017.10.04 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|お気に入りのポイントは時間を変えて はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!
カメラ・写真関連の電子書籍出版者の齋藤千歳と申します。
今年に入って(2017年9月時点)カメラ・写真関連の電子書籍だけで200冊を出版、触ったレンズは70本以上です。
ひたすら撮影し、レビューを書いて、編集をして、出版させていただいております。


使用レンズ:SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
◎焦点距離:10mm(16mm相当) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/2,500秒 ISO感度:100 +2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

 

APS-C機での16mm相当という広い画角が楽しくて撮影した1枚>

普段は、レンズやカメラの機能分析や機能の使いこなしを中心にした電子書籍をメインで制作しています。
そんな、私がSAMYANGレンズでの撮影についてブログでお話をさせていただく機会をいただきました。
ぜひ、お付き合いいただければと思います。

第1回は、SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CSでの撮影についてはお話させていただきます。

SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CSはAPS-C機向けのレンズですので、カメラに装着した際の画角は35mm判で16mm相当となります。
明るさは開放でF2.8です。
35mm判フルサイズ向けの16-35mmF2.8といったプロ向けの超広角ズームの広角端に相当する数値スペックになっています。
16mm相当は、はっきりとした超広角であり、わかりやすいワイド感の伝えやすい画角です。
また、SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CSは単焦点レンズであるおかげで、絞り開放から解像力が高く、安心して使うことができるのが特徴です。

広角レンズでの撮影おいて悩みひとつは撮影場所ではないでしょうか?
広い範囲が入る広角レンズであるが故に撮影ポイントを選ぶのは事実です。
そして、広い景色が撮れるよい撮影場所は、ある程度限られています。


使用レンズ:SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
◎焦点距離:10mm(16mm相当) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100 −1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

 

北海道・室蘭市の地球岬にて撮影。素直に青い海、白い灯台を狙った

 

そこで筆者は「よい撮影場所だな〜」と思ったポイントでは、異なる時間でそれぞれ撮影します。
撮影地の条件にもよりますが、「日の出」「晴れの順光」「日没」「夜景」の4つの時間帯は可能な限りチェックしたいところです。


使用レンズ:SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
◎焦点距離:10mm(16mm相当) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/10秒 ISO感度:100 −1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

 

昼間の風景を撮影した後、夕日の時間に合わせて再度撮影に訪れた>

とはいえ、東から「日の出」も、西に沈む「日没」も好条件で撮影できるポイントは、なかなかないので実際には3つの時間帯での様子を確認することが多いです。
今回の作例の地球岬のように夕日も、朝日も見える撮影ポイントのほうが少数派でしょう。


使用レンズ:SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
◎焦点距離:10mm(16mm相当) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:25秒 ISO感度:100 +1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

 

日没後の青みの残る空で撮影。月の光からのゴーストの位置を確認し撮影した

 

夜景や星景写真まで撮影するつもりがあれば、月齢を確認しておくことをおすすめします。
月を入れたいのに新月や、逆に星が撮りたいのに満月では条件が悪いので「月齢カレンダー」などでネットを検索し、確認しておくとよいでしょう。

お気に入りの撮影ポイントのお気に入りの時間帯をみつけたら、次は違う日に撮影に来てみることをお勧めします。


使用レンズ:SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
◎焦点距離:10mm(16mm相当) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 

朝日のお気に入りポイントで撮影。雲とその水面への映り込みに注目し撮影

 

同じ撮影ポイントでも天気や雲の位置といった要素だけで、昨日とはまったく違った表情を見せてくれるのも風景撮影の楽しみのひとつです。
可能であれば、異なる季節で撮影するのもお勧めの手法になります。


使用レンズ:SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
◎焦点距離:10mm(16mm相当) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100 +1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

 

前の作例とほぼ同じ位置、同じ時間帯に撮影しているが、仕上がりはまったく違う

SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CSのような明るい単焦点の広角レンズは、星景や夜景、まだ日が昇る前の朝日の時間でも、絞り開放で安心して撮影できるので、昼間以外の風景撮影の幅を広げてくれます。
単焦点レンズの選択肢として、ぼける中望遠、寄れるマクロと同じように撮影可能な画角の幅を広げ、夜景や星景の撮影にぴったりな広角大口径レンズもぜひ検討してみてはどうでしょうか。

SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CSでの多く作例やレンズの使いこなしについては電子書籍
『Foton機種別作例集105 フォトグラファーの実写でレンズの実力を知る SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS 機種別レポート』
https://www.amazon.co.jp/dp/B071RRF5Z4/
写真:齋藤千歳/編集:太田圭一・齋藤千歳 価格:330円
でも詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。

齋藤千歳の感動表現|お気に入りのポイントは時間を変えて はコメントを受け付けていません

國政寛の感動表現|クローズアップレンズでお試しマクロ撮影体験!

Posted: 2017.10.04 Category: Tokinaレンズ Comment: 國政寛の感動表現|クローズアップレンズでお試しマクロ撮影体験! はコメントを受け付けていません

『絶景かな』


~てっぺんからの眺めは
 とっても気持ちいい!~

(キットのズームレンズに「MC クローズアップNEO」のNo.4を取り付けて撮影)

このブログを読んでいただいている皆様、いつもありがとうございます!
ところで皆さんはもうマクロレンズはお持ちでしょうか?
「いや~、興味はあるけど、そこまではなかなか……」って方もいらっしゃいますかね?
カメラを買ったときにセットになっていたキットレンズしか持っていないという方も多いのではないでしょうか。

普段の撮影には困らないけど、もう少し大きく撮りたいと思って寄ってみたもののピントが合わずに撮影できなかった……。そんな経験ありませんか?
もっと寄るためにはやはりマクロレンズを買わないと……。

でもちょっと待って下さい。
そんな方は、9月21日に発売になったばかりの「MC クローズアップNEO」を一度お試しください!
これは「クローズアップレンズ」と言って、普段お使いのレンズの前面に取り付けるフィルターです。
「MC クローズアップNEO」を使用すると、通常よりもより被写体に近づいて撮影できるようになるんです。
もちろん、キットのズームレンズに取り付けることも可能ですよ。

「MC クローズアップNEO」には、No.1~No.4の4種類のレンズがラインナップされていて、数字が大きいほど被写体に寄って大きく撮影できるようになります。

「MC クローズアップNEO」を使用することで、どのぐらい近づけるようになるのか見てみましょう。

下の写真がキットレンズを使用してそのまま撮影したものです。
最短撮影距離付近で撮影するとこの大きさに写ります。

「MC クローズアップNEO」のNo.1を取り付けてみましょう。
少し大きく写りましたね。

次に「MC クローズアップNEO」のNo.2を取り付けて撮影します。
フィルターなしの場合と比べてかなり大きく写っています。

「MC クローズアップNEO」のNo.3を取り付けると、さらに大きく写りました。
写っている花の大きさもそうですが、背景の円ボケも大きくなっているのがわかるでしょうか?
被写体に近づくことで、被写体だけでなく背景のボケの大きさも変化するんですね。

「MC クローズアップNEO」のNo.4を取り付けて撮影したものです。
最初の写真と同じレンズで撮ったとは思えないぐらい大きく写りました。
背景の円ボケも、ほとんど円とはわからないぐらい大きくボケてしまいましたね。

マクロレンズ(トキナーAT-X M100 PRO D)で撮影したものを参考に載せておきます。
さすがに写る大きさが断然違いますね。

とは言え、マクロレンズほどではないにしろ、クローズアップレンズだけでかなり被写体に寄れることがわかると思います。
これならお手軽にクローズアップ撮影が楽しめそうですね。

次回は、それぞれのクローズアップレンズについてもう少し詳しく見てみましょう!

國政寛の感動表現|クローズアップレンズでお試しマクロ撮影体験! はコメントを受け付けていません

光川十洋の感動表現|「気になる木」

Posted: 2017.10.04 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「気になる木」 はコメントを受け付けていません

ウォーキングがとても多くの方に好まれています。5年位前から「山ガール」と呼ばれて登山人口が増えてきて、現在も森林の中でたくさんの方々が森林浴や撮影を楽しまれております。公園の樹々も美しい姿をしていますが、大自然の中で育ってきている木たちは、それぞれ生き抜くための生命力があふれる姿をしています。土を求めて根が伸び、崖の縁で根上がり状態になったり、ツタが絡みついたり。種類によっては様々な樹型が目を引きます。今回は森の中を歩き回り、見た目に楽しい気になる木を探しました。出合うと思わずぐるりと回って観察して、カメラアイでいかに描写するかを楽しむことができました。
森の中は暗いので、三脚は必需品です。大きな被写体なので、近づいて撮るためには、超ワイド系レンズが最適です。さらに大切な設定としては、長秒時のブレ防止機能はOFFにします。三脚使用時は、逆にブレる心配があるからです。歩くとき私はレリーズが煩わしいので、Nikonカメラの場合は、「露出ディレイモード」を活用します。シャッターボタンを押してからミラーが上がり、2秒後にシャッターが切れる機能を使います。ほかのカメラの場合、ミラーアップしてから、2秒後タイマーを使うことでも同じ効果があります。
今回は、パンフォーカスで描写すること、樹々の姿を遠近感があるように生き生きと写すことを考えたので、対角線で180度の画角を持つ魚眼レンズ(Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5)を使用しました。しかもズームレンズですので、必要に応じて画角の使い分けもできます。魚眼レンズ特有のタル型のディストーションを感じさせないように構図に工夫をしました。縦位置を撮る場合、三脚や自分の足が写らないようにも心がけました。

⦁      *   *

幹に見えるがっしりした根があらわになっています。根元から木のてっぺんまで1枚の画面に収めることができました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5

焦点距離:10mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/3秒 ISO100感度   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

幼木からどのように育ってきたか想像できないほどユニークな木の形です。蛇のような姿で原生林の中で大きな顔をしています。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5

焦点距離:10mm 絞り:F/16  シャッタースピード:8秒 ISO100感度   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

空中に好き勝手に何本の幹を絡めて展開しています。手前から奥までピントを合わすことができました。
 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5

焦点距離:10mm 絞り:F/16  シャッタースピード:10秒 ISO100感度   (APS-Cサイズカメラで撮影)

新体操のリボン演技のようにくるくると奔放に幹を伸ばしています。根元はしっかりと土に大きな体をめり込ませている姿です。10mmでは遠くが小さくなりますので、13mmを選択しました。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5

焦点距離:13mm 絞り:F/11  シャッタースピード:4秒 ISO100感度   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

一つの木なのか、絡みついた形なのか、思わず周りをぐるりと何度も回ってしまいます。幹の途中から枝が出ていないで頂上だけから枝というのも、周りの木との光を求める競争をしています。
 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5

焦点距離:10mm 絞り:F/16  シャッタースピード:8秒 ISO100感度   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)
 

光川十洋の感動表現|「気になる木」 はコメントを受け付けていません

酒井宏和の感動表現|第9回目はcokinのNUANCES ND1024を、ご紹介します。

Posted: 2017.10.04 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第9回目はcokinのNUANCES ND1024を、ご紹介します。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第9回目はcokinのNUANCES ND1024を、ご紹介します。

NDフィルターは数字が大きくなるほど色が濃くなって、光の通る量が少なくなって行きます。
今回ご紹介のフィルターは、ND1024です。

2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024、・・・・

光の量が、1/10になります。


撮影したのは昼間の太陽が出ている時間です。絞り込んでもシャッタースビードが1/30ぐらいでした。

1/15、1/8、1/4、1/2、1秒、2秒、4秒、8秒、15秒、30秒、・・・・

この状態で、ND1024をつけるとシャッタースピードが、30秒になります。


30秒で撮影すると、寄せては返す波が雲のような感じに写りました。
夜や、日が沈んでしばらくたったあとは、フィルターがなくてもこのように雲のように写せるのですが、
このフィルターがあると日中でも長時間撮影が可能になります。
特殊なフィルターですが、あると、おもしろい表現がいろいろ出来ます。

角型フィルターは重ねて使えるので、上記の写真は空の部分に、ハーフNDフィルターを重ねて使っています。

海だけでなくて、湖の水面、街の雑踏とか、長時間で撮影すると面白そうな被写体はいろいろあります。
いろんなものを長時間撮影して、楽しんでみましょう。

おすすめ

cokin NUANCES ND1024 日中でも長時間撮影が楽しめる真っ黒なフィルター。

酒井宏和の感動表現|第9回目はcokinのNUANCES ND1024を、ご紹介します。 はコメントを受け付けていません

馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その2。

Posted: 2017.10.04 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その2。 はコメントを受け付けていません

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 16 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:3200 
 

FiRIN20mmと共に訪れた伊豆諸島の八丈島の二回目。子どもの頃は夏休み真っ最中に訪れていたので八丈島と言えば南国でとても暑い印象しかなかったが、実際は「常春の島」らしい。黒潮の影響で年中温暖な気候が続くとはいえ、四季もあり希に雪が降るほど寒くなることもあるとか。9月初旬は既に東京は秋の雰囲気が始まっていたが、八丈島にはまだ夏の強い日差しが残っていた。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/3200秒 ISO感度:100 

 

黄八丈の染元「めゆ工房」を訪れたら、たまたま染めた糸を干しているタイミングに出会うことができた。黄八丈は島に自生する植物を煮て染色する、草木染めによる伝統的な絹織物。これは恐らくタブノキの皮から染めた茶色系の糸だろう。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100 

 

天候が良かったので、織られた状態を天日で干す工程も見ることができた。八丈島には何度も来ているがこれを見るのは初めてだ。20メートルはある布状態の織物をしっかりと表面が張られた状態で干すために、間隔をあけて棒を上下に刺していく。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100 

 

地元の友人と共にやってきた食堂の外にいた猫。人に慣れているようで、ローアングルで構えつつ背面モニターで狙っても逃げずに難なくピントを合わせることができた。逆にあまりにレンズに近づいてくるのでこちらがちょっと逃げてしまうくらい。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/10000秒 ISO感度:100 

 

島には至る所にシダ系の植物が植わっている。一応東京でありながら南国っぽさを感じるのはシダのような植物による印象が大きい。さらに次回以降で一面にシダが生えたシダ森で撮影した写真をお見せしたいと思う。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:6400 

 

島の神を祀った祠の鳥居と玉石垣による階段。八丈島では激しい黒潮に洗われて、角が取れて丸くなった石を石垣や階段などに多く使われている。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100 

 

夕焼けの光が刺す南原千畳岩海岸。海へと流れていった溶岩が固まってできた広い海岸で、いつの時代に出来たものかはわからないが、今でも荒々しい溶岩の表面を見ることができる。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 

 

南原千畳岩海岸から望む八畳小島の夕景。海に沈む夕日と八丈小島の美しいシルエット、荒々しい黒潮の波を切り取ることができる八丈島でも有数のフォトスポットで、実際この日も数10人が写真を撮りに集まっていた。

他の島にはない特徴として、無人島の八丈小島がすぐそばにあるので、他の島とは違う八丈島らしい印象の風景を写真に収めやすい。ちなみに海に浮かんでいるとわかりにくいが、八丈小島の標高は616.8m。東京の高尾山(599m)よりも高いらしい。次回も引き続きFiRIN 20mmで切り取った八丈島の写真をお見せしたい。

馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その2。 はコメントを受け付けていません