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齋藤千歳の感動表現|趣味だからこそ単焦点を楽しむ2

Posted: 2017.10.25 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|趣味だからこそ単焦点を楽しむ2 はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!
カメラ・写真関連の電子書籍を出版している齋藤千歳です。
ちょうどいまは、ミラーレンズ(Kenko MIRROR LENS 400mm F8 MF N II)の超望遠による薄いピントと格闘しながら、ハクチョウを撮影するのにハマっています。
マニュアルフォーカス(以下、MF)の超望遠であるミラーレンズで動いているものにピントなんて合うの? と思われた方は、ぜひ筆者のFacebookもご覧ください。

実は筆者は、デジタルカメラが進化のおかげでMFでのピント合わせがますます楽になっていると感じています。

おかげで今回紹介するSAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CSのように超明るい単焦点レンズでもMFで十分ピント合わせできます。
シーンによってはMFのほうがピント合わせしやすいと思っているほどです。

 

使用レンズ:SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CS
◎焦点距離:52.5mm相当 絞り:F/1.2 シャッタースピード:1/8,000秒 ISO感度:200 (APS-Cサイズカメラで撮影)
玄関前に置かれた竹製のエクステリア。そのエクステリアの竹にだけにピントを合わせた。光学ファインダーだけではなかなか苦戦したと思います。

 

SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CSはAPS-C機に装着すると52.5mm相当になり、絞り開放の時にF1.2が選択できる、非常に明るい単焦点レンズです。
F1.0やF1.2、F1.4などF値が1台前半となるレンズでは、大きなぼけが発生するのでピントが合って見える範囲が極めて狭く(ピントが薄く)なります。
そのため、初心者にはピントを合わせることすら、難しいなんて話を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
オートフォーカス(AF)が装備されているレンズでもピント合わせが難しいのに、初心者がSAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CSを含む多くのサムヤンレンズのようにMFでピント合わせなんてとんでもないと、尻込みされている方も多いではないでしょうか。

確かに一眼レフの光学ファインダーだけを頼りにF1台前半の設定でピントを合わせるという話ならば、筆者もやや尻込みします。
実際、光学ファインダーしか使えないなら、MFよりもAFを頼りにできるだけ多くの枚数を撮影し、撮影後にピントの合ったカットをセレクトします。
しかし、現在のデジタル一眼レフでは、ほぼすべてのカメラでライブビュー撮影が可能になっています。
撮像素子のとらえた画像を、そのまま背面モニターに表示するライブビュー。
ライブビューならピント位置を拡大してピントを確認しながら、撮影できます。
デジタル一眼レフではライブビューの出現で、夜景や商品撮影、風景など多くの分野でピント精度が飛躍的に向上したのです。
おかげで明るいレンズでのピント合わせも簡単になりました。

 

使用レンズ:SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CS
◎焦点距離:52.5mm相当 絞り:F/1.2 シャッタースピード:1/3,200秒 ISO感度:100 +2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)
電子ファインダー内のピーキング表示を見ながら、どの花にピントが来ているかを確認できるので、ピント合わせは予想以上に簡単です。

 

光学ファインダーやミラーを搭載した一眼レフでは、ライブビューの登場でピント合わせの精度は劇的に向上しました。
いまや、ライブビューでのピント合わせを併用していないプロやハイアマチュアはごく少数でしょう。

一方、ミラーレス一眼は、そもそも電子ファインダーも背面モニターもライブビューになっています。
電子ファインダーでも、背面モニターでもピント位置の拡大などが簡単に行えるのが、ミラーレス一眼の特徴です。
また、多くのミラーレス一眼では、電子ファインダーを使った手持ち撮影でも、より高い精度のピント合わせができるように「ピーキング」機能を搭載しているのが一般的になっています。

ピーキングは、MFでの撮影時にピントが合っている部分の輪郭を強調表示する機能です。
カメラの機種によっては、ピーキングの表示の強度や色などを選べる機種もあります。
どちらにしても、ピントが合っている位置を強調表示してくれるので、自分の眼だけを頼りにするピント合わせに比べて、格段に楽であることはいうまでもありません。

 

使用レンズ:SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CS
◎焦点距離:52.5mm相当 絞り:F/1.2 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)
フォーカスリングを動かしながら、ピントを合わせたい位置にピーキング表示が移動するのを確認してシャッターを切っています。

光学ファインダーをのぞいてMFでピントを合わせていた時代は、まさに撮影者の技術と経験でピントを合わせていました。
しかし、現在のデジタルカメラは電子ファイダーや背面モニターで拡大表示やピーキングなど多数のサポートを受けてMFでピントを合わせられる時代です。
デジタルカメラが撮影者をフォローしてくれる時代だからこそ、初心者だから、未経験だからと尻込みせずに、さまざまな撮影にチャレンジすることをおすすめします。
そのチャレンジのひとつとして、明るい単焦点レンズは、ピンぼけというリスクはありますが、一眼カメラらしい大きなぼけという表現が手に入るのでぜひ挑戦してはどうでしょうか。
サムヤンのレンズなら明るくても低価格のものが多く、気軽に挑戦でくるのもおすすめの理由です。

 

使用レンズ:SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CS
◎焦点距離:52.5mm相当 絞り:F/1.2 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:320 −1/3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)
薄暗い林のなかの暗いほこらのなかに鎮座しているお不動様。筆者には電子ファインダーとピーキングのサポートなしにピントを合わせる自信はないシーンでした。

 

掲載した作例のお不動様のように、暗所では肉眼でのピント確認も、AFでの合焦も、とても難しくなります。
こんな暗いシーンでもピーキング+MFでは安心してピント合わせができますので、使っていないと言う方はぜひ挑戦してみてください。
最初はピント合わせに戸惑うこともあるかもしれませんが、明るい単焦点レンズで思うようにピントが合うと本当に何を撮っても楽しいですし、なによりも撮ること自体が楽しくなります。

最初は絞り開放の大きなぼけが楽しくて、開放でばかり撮影することになると思います。そして、そのうち絞り値を変えることでの描写の変化に気付き、さまざまな絞り値で撮影することになると思います。
そんなときにSAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CSの絞り値よって変化する描写の様子や周辺光量の様子などもチェックしたいと思いましたら
Foton機種別作例集152 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG 35mm F1.2 ED AS UMC CS 機種別レンズラボ
SONY α7 II で撮影
監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori 価格:330円
もご覧いただけると幸いです。

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伊藤宏美の感動表現|トキナーレンズで海を撮る

Posted: 2017.10.25 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|トキナーレンズで海を撮る はコメントを受け付けていません

海は私にとって思いの詰まっている場所です。。
昔、先生に
「空が青くないと海も青くないんだよ」と教えてもらったことは、
今でも海に行くたびに思い出します。
当たり前のことかも知れませんが、私には気が付けなかったことでした。
海に行くとそんな事を思い出して、
大事なものを、ただの通り過ごしにしてはいないか考え直す場所になりました。
 
今回は
 
トキナーレンズで撮った海の写真を集めてみました。
 
どれも有名な撮影地のものですが
トキナーレンズで撮影した山陰線の青い海はとても綺麗でした。
 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/9  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100
 
 
この場所も有名な撮影地なのですが、この日は、待っていると偶然にも観光列車「まるまるのはなし」がやってきました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/10  シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200
 
諧調豊かに表現された空の青や、海の白浜から、沖に向かい深くなる青さのグラデーションの絶妙さはトキナーブルーならではだなあと感心しました。
このレンズを使っておどろかされるのは、線路のバラストのひとつひとつも形がわかるほど細かく表現できる描写力です。
ズームレンズなのにこの描写力の高さには毎回驚かされます。
 
10月の頭に、北海道の根室半島の海に撮影に行ってきました。
北海道の根室半島を走る花咲線の落石は何回か訪れている大好きな場所です。
初めて行った時は、「1度行ってみたい憧れの絶景」だったのですが、
叶ってっしまった今は、もっとこの場所に惹かれてしまいました。
毎回、違う景色なのと、毎回、私の気持ちも違うので、また行きたくなってしまうのです。
 
起伏のある草原を登らなくてはならないし、風もあり、冬はとても寒い。
そんな中なかなか来ない列車を待っていると、強風の中を列車が遅れてやってきて
止まりそうなくらいゆっくりとすすんでいく姿に感動しながら撮影した事もありました。
ある時は、汽笛を鳴らしてくれた事もあり、大喜びしたこともあります。
(もしかしたら、鹿よけだったのかも。。)
 
今年はトキナーレンズが仲間入りしたので
こういう広い風景には丁度良いなと思い、落石(おちいし)に行くときは連れて行こう。と決めていました。
今回は、夕陽が列車に当たり、反射するところを狙って、暗めに撮影しています。
思ったとおりにギラリとしてくれた瞬間でした。
 
「今度はまた違う光でも見てみたい。そして、冬には、花咲線をたっぷり乗りにいきたい。」
そう思うと、根室行きはやめられません。
 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:19mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:400
 
画面に夕陽の入った写真ですが、レンズのマルチコーティングにより、気になるハレーションやゴーストは感じられません。
夕陽に列車を光らせているのに、輪郭がシャープに写っているのを見ると、マルチコーティングの良さを感じます。
空は、夕陽のオレンジと右上に残る青い色の繋がりを美しく表現できました。
 

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高木慎平の感動表現|LENS BABYで純喫茶『ル・マンド』を撮る。

Posted: 2017.10.25 Category: LENSBABY Comment: 高木慎平の感動表現|LENS BABYで純喫茶『ル・マンド』を撮る。 はコメントを受け付けていません

僕の住んでいる岐阜県には喫茶店が昔から多く、独自のコーヒー文化があります。
今回お邪魔した『ル・マンド』は昭和50年創業の老舗です。
レトロな店内の雰囲気と、マスターの丁寧な接客で今でも人気の純喫茶。
コーヒーの種類が豊富で、カクテルのようなアルコール入りのコーヒーが飲めるのも人気の理由です。

今回はLensbaby Velvet56で『ル・マンド』を撮影させていただきました。


◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度1600

グリーンの皮で作られたメニュー表の表紙がとても素敵でした。
それにしてもソフトレンズと純喫茶の相性はとても良し!!
昭和な雰囲気が漂う、どこか懐かしい写真になりました。


◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度1600

テーブルに飾ってあったドライフラワーを撮影しました。
このレンズは絞りを開放に近づけるほど、予想以上のソフト効果が発揮されるので感動します。
やっぱり花や植物を取るのが楽しくなるレンズですね。


◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2.8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度200

絞りを少し絞ってみました。一枚目の絞り:F/ 2の写真より被写体がはっきりしてますね。
背景のボケ感はとても優しく、女性や子供を撮影するのに向いていると思います。
このF/ 2.8のソフト感が僕はとてもお気に入りです。


◎使用レンズ:Lensbaby Velvet 56
 焦点距離:56mm 絞り:F/ 2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度1600

店内の内装もどこか昭和の香りがする落ち着いた雰囲気でした。
タイムスリップしてしまったような不思議な感覚になりました。とても素敵です。
この店内の雰囲気をこのレンズが見事に感じたままに表現してくれました。

今年の秋はカメラとまだ読終わっていない本を持って純喫茶でまったりと時を過ごすのも良さそうだなぁと
今回の撮影で感じました。

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zenの感動表現|持っておくべき標準レンズ

Posted: 2017.10.25 Category: Tokinaレンズ Comment: zenの感動表現|持っておくべき標準レンズ はコメントを受け付けていません

前回の記事ではAT-X 24-70mm F2.8 PRO FXの外観及び性能面にフォーカスを当てたレビューをさせていただいた。本記事では参考程度に当レンズを用いた作例を添えてレビューの続きを行っていこうと思う。


連休を使って福岡に行く機会があり、筆者はどのレンズを旅の友にしていくかに悩んでいた。しかし少々重量感はあるものの、自然とこのレンズを選んだ。初めていく場所にどの画角が良いかの選択肢を単焦点の中から吟味するほどであれば、使い勝手の良い焦点幅のズームレンズを1本持っていこうと。

いよいよ描写や解像度の観点を述べていく。事前に読者の方に断りを入れておきたいのだが、例え他の欠点に目を向けたとしても、このレンズを持っておいて損はないというくらいに筆者は満足している。


◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

 

まず特筆したいのが色の入り方。色が「しっかり」というよりは「しっとり」入る印象を持ち、特に暖色系の色は編集する段階でも全く触る必要がない。肌は輪郭がはっきりする一方で、質感は気持ち明瞭度が下がっているようにも思える。
(余談:ある日のラブグラフの撮影で当レンズと純正16-35mmの高級レンズを使い分けるような瞬間があったのだが、色の入り方に関しては純正では当レンズの後だと物足らなさを感じた。写真は非公開なので悪しからず。)

AFについて述べれば「丁寧」という言葉がしっくりくる。
速度は速い部類ではないため動体の撮影は困難かもしれないが、精度は日中であればMFで追い込む必要も殆ど無い。筆者のようにポートレートやスナップがメインのカメラマンにとって特段問題はなく、もちろん風景写真家の方々にとっても不便はないはずだ。


◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:40mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:800

せっかくのズームレンズなので、広域側から中望遠側まで撮り尽くしてみたが収差が目立つようなズーム域はなく、開放から絞り(筆者はF8程度)まで中央付近は非常にシャープである。難しい夜の場面の撮影においても前回の記事で述べたワンタッチ・フォーカスクラッチ機構が役に立ち、ライブビューで丁寧にピントを追い込みやすい。


◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

焦点距離:50mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:800

振り返れば福岡であることが伝わるような写真を殆ど撮っていないことに執筆中に気づいたのだが、どうかご愛嬌頂きたい。せめて明太子や博多ラーメンは私の胃袋に入る前に撮影しておけば良かったのだが、残念ながら食欲が勝ってしまった。

【総評】
重厚感のあるレンズだが、前回の記事で述べた外観の作り込みの他、色の入り方においても純正や他のサードパーティーレンズと比較しても良い意味で特徴的で、素晴らしいレンズとなっている。24-70mm/F2.8という使い勝手の良い標準ズームレンズは他社も大三元レンズの1つとしてラインナップを広げているが、購入を検討している読者の方々にも一度はこのレンズを手に取り、その良さを実感していただいた上で吟味していただきたい。

【余談】
当レンズは伝統のTokinaの「トキナブルー」を謳っているレンズだが、週末カメラマンの筆者にとっては残念なことに10月の撮影タイミングが殆ど曇りか雨に見舞われてしまったため、青空のもとでの撮影は出来なかった。しかし、後続でラブグラフ社のカメラマン達がこのレンズの魅力を引続き語ってくれるはずなので、(勝手に)彼らに委託したい。

当レンズを用いた他の写真たちは筆者のSNS(主にInstagram:@zen_cam)に徐々にアップロードしていく予定なので、これを機にご注目戴けたら光栄である。
 

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酒井宏和の感動表現|第11回目はcokin 102 クローズアップ+2を、ご紹介いたします。

Posted: 2017.10.25 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第11回目はcokin 102 クローズアップ+2を、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第12回目はcokin 102 クローズアップ+2を、ご紹介いたします。
近づいて撮影ができるようになるフィルターです。


 

フィルターはこんな感じで丸みを帯びています。
最短撮影距離よりもも少しつ近づいて撮影したいなという時に付けると寄れるようになります。
丸型だとねじ込む必要があるので面倒。角型は装着が簡単です。

上の写真が、最短撮影距離で撮影、カールツツァイツのレンズは画質が良い反面、
最短撮影距離が長めなのでもうちょっとよりたいなっていう場合があります。
2枚目の写真が、+2を装着です。かなり寄れていることがわかると思います。
+1、+2、+3とあって、数字が大きほど近くに寄れます。

裏技ではないのですが、このフィルターは重ねてつけることが可能です。
実は、頑張れば、3枚重ねも可能です!!

2枚重なると、より寄れました、3枚重ねるとマクロレンズばりになります。
ただ、やはり、重ねていくと画質はちょっと下がります。

とはいえ、1枚使用であれば、かなり便利なので、角型フォルダーを持っているのであれば
1枚欲しいフィルターですね。

 

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オオヤマナホの感動表現|簡単にコスモスをふんわりかわいく撮っちゃう為に!

Posted: 2017.10.25 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|簡単にコスモスをふんわりかわいく撮っちゃう為に! はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは!オオヤマナホです。

天気が雨続きますね。台風も来ましたね。
「雨雨ふれふれもっとふれ~~♪」という某歌を鼻歌でフンフン♪言いながらブログ書いてまーす♪
…とか必死で(誤魔化して) いるのは(;´・ω・)理由があってですね。
これですよこれ。
フォトカルチャーTVに出演してきちゃいました。
もうねえ。ずーーーーっとぐるぐる眼鏡外さなければよかった―――――(笑)

ということで。
この中で後半お話をさせていただいた「コスモスをふわっとかわいく撮る」
このお話をTVの中ではわかりにくかった画像比較をゆっくりじっくり見ていただきながら
ソフトフィルター使ってみたいなぁとおもっていただければいいなぁとおもいます。

でははじめます♪
◆使用機材:CANON 5DMARKⅣ/ TOKINA AT-X 24-70 F2.8 PRO FX)
◆共通設定:(f5.0 1/320 70㎜ ISO200)

まずはフィルターなしの画像から。


プロソフトンAだと…


更に効果の強いプロソフトンBだと…


では質感の違うフォギーAだと…


花びらの縁取りラインのふんわり感が違いますね。フォギーだとしっかり残っていると思います。
ではBタイプでフォギー効果を強めてみましょう

フォギーB

撮影時の状況としては曇天のお昼頃でした。朝もやの中の雰囲気とかもフォギーがあれば日中でも演出できますね!

今度はソフト効果の最も弱いデュートです。
ハイライトをふわっとさせるので花びらの白いところをよく見てみてくださいね。
では
デュート

こう来ると。。。気になるのはフィルターなしでしょう?
もう一回フィルターなし。確認しましょ。

フィルターなし


三脚をつかって定位置からの撮影なのですが、風もあったりでまるで同じ比較ができなくてごめんなさい。
それでもデュートとの違い伝われば幸いです。曇天ではなく光が強いと効果はもっと別の表情になるとおもうので、
またそれは次の機会に。

ではオオヤマナホ一押しフィルターブラックミストの登場です。
ふんわりしすぎないポートレートにニュアンスを与える隠し味的な秘伝の誰にも教えたくない的な←…しつこい?( ^ω^)・・・
それぐらい好きなブラックミストはコスモスだとどうなるかな?

ブラックミストNO.1

ブラックミスト露出をちょっとさげてみましょうか


ブラックミストとの比較では
ローコントラストNO.1

露出をかえて


となるわけです。
先日のTVでも「何を選んでよいのかわからない」という質問がありました。
お答えする形でちょっと整理してみましょう
 

①ソフトフィルターには2つのチームがある
「チームふんわりかわいく」
プロソフトンA
プロソフトンB
フォギーA
フォギーB

「チームにゅあんす」
デュート
ブラックミスト
ローコントラスト

ふんわりやさしいかわいい写真に仕上げたい→「チームふんわりかわいく」をセレクト

★効果を強く出したい→B
    ほんのり出したい→A
★使用レンズが中望遠→A
       広角~標準→B
※使用レンズによる効果の差は今後の記事にしますね!

③光・ハイライトを意識した写真に仕上げたい→「チームにゅあんす」をセレクト

★スパイス的に→デュート
★味わい深い→ブラックミスト
★色調を淡く→ローコントラスト

ご参考になると幸いです。

今回のフォトカルチャーTVに一緒に出演してくださったJyooさんもこのセミナーのあとに
フォギーAとブラックミストを2枚購入してくださったと伺ってます。
わたしもソフトフィルター使ってみたいなあという方にはタイプの違うものを1枚ずつご購入いただくと
楽しさの幅がグッと広がると思いおススメしています。ご自分の撮影スタイルに併せてセレクトされてみてください。

お買い上げの際にはお手持ちのレンズの口径の広いものにあわせていただくといいですよ。
小さいレンズにはステップアップリングで大きい径にあわせることが可能ですから!
2枚買うなら違う種類で楽しみましょう!!!

ということで。
最後に今回のコスモス撮りでのわたしの作品はこちら~~~


フォギーA使用。色温度を少し赤みを変えて表現してみました。

ではでは秋の撮影ソフトフィルターで楽しみましょうね!
最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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