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馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その3。

Posted: 2017.10.18 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その3。 はコメントを受け付けていません

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.0 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100 
 

今回もFiRIN20mmと共に訪れた伊豆諸島、八丈島の写真を。島に住む従兄弟による歓迎もあって、到着した日の夜はお酒をいつもより多めに飲んでしまったが、翌日は何とか寝過ごすことなく早朝に起きることができた。八丈島には写真を撮るために来た、というプレッシャーがなければ恐らく一度目の目覚ましの音で起きることはなかっただろう。とにかく今回は一枚でも多くシャッターを切りたかった。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 11 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

八丈島には2つの火山があり、この写真は西山、通称「八丈富士」。なんとか富士と名前が付いている日本各地の山の中でも富士山にかなり近いシルエットをした山だ。山腹には「八丈富士ふれあい牧場」があり素晴らしい展望が望めるらしいが、今回は時間が足りず行くことができなかった。というか、何度も八丈島に訪れているが一度も行った記憶が無い。。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 11 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:100 

八丈島の南東、洞輪沢漁港から望む朝焼け。雲が多く抜けの良い空を撮ることができなかったが、静かな朝の港に映り込む光を撮ることができた。近くには無料で入れる温泉「洞輪沢温泉」や、八丈島唯一のサーフィンスポット「汐間海岸」などがある。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.0 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 

漁港の隅に置かれていた網の山。恐らくもう使われなくなったものだろう。開放F2で撮ってみたが、太めのロープから細い青のロープまで、ディテールがしっかり解像されていた。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 10 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 

末吉地区の石積ケ鼻にある八丈島灯台。海から相当高いところにある灯台だからか、とても小さくて可愛い。撮影時は分からなかったが、灯台の外側はただの白塗りではなく細かいタイル状になっていることに、PCの画面で見て初めて気づいた。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.2 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1250 

展望の良い場所を探していた途中、何のために使われていたか分からない大きな釜に出くわした。相当前からここに置かれていたのか、サビがかなりいい味を出していた。が、これだけ溜まった水、蚊が大量発生しないかちょっと心配になる。

 

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 22 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1600 

八丈島も例に漏れず、過疎化の波が訪れている。島民も1万人を割り、家主が消え廃墟と化した家も昔よりも至る所で見るようになってしまった。どこの島も同じ悩みを抱えているとは思うが、せめて自分と縁がある島だけはいつまでも枯れないで欲しいと心から願ってしまう。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.0 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100 

上の家を撮っていたら、手前の家の犬がのこのこと現れてくれた。早朝からカメラを構えた怪しい私?に対しても警戒せずに、穏やかな表情を見せてくれたので、遠慮なく一枚撮らせていただいた。

朝のマジックタイムの美しい光景を期待し、実家の民宿を早朝に抜け出してみたものの、前日とは違い雲が厚くイメージしていた美しい朝焼けが撮れなかったのが残念だ。天候が刻々と変わる島の光景を撮るには1日2日程度の来島では時間が足りない。それでも時間の限り八丈島らしい写真を撮り続けてみた今回の旅、次回もFiRIN 20mmで切り取った八丈島をお届けしたい。

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齋藤千歳の感動表現|趣味だからこそ単焦点を楽しむ

Posted: 2017.10.18 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|趣味だからこそ単焦点を楽しむ はコメントを受け付けていません

皆さん、撮ってますか!
カメラ・写真関連の電子書籍を出版している齋藤千歳です。
現在、デジタルカメラとミラーレンズ・Kenko MIRROR LENS 400mm F8 MF N IIにすっかりハマっています。
単焦点レンズの魅力を紹介していく本ブログですが、連載2回目の今回はなぜ交換レンズがほしくなるのかを、まず考えてみませんか。

筆者が考えるレンズキットで一眼カメラを買った方が交換レンズのほしくなる理由は大きく4つです。
⦁    もっとぼかして撮りたい。
⦁    もっと遠くを大きく撮りたい。
⦁    もっと近くを大きく撮りたい。
⦁    もっと広い範囲を撮りたい。
解決方法は
⦁    明るい単焦点レンズ
⦁    超望遠レンズ
⦁    マクロレンズ
⦁    超広角レンズ
となります。

レンズ交換式のカメラなら、交換レンズでさまざまな不満を解決できるわけです。
だからこそ、レンズ交換式だとも言えますが……。

今回は、交換レンズがほしくなる大きな理由のひとつ近くを大きく撮りたいが実現できるマクロレンズ・SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROを取り上げたいと思います。
 

使用レンズ:SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACRO
◎焦点距離:100mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:200 +1 1/3補正(35mm判フルサイズカメラで撮影)

絞り開放のF2.8でぎりぎり近くまで近づいて撮影。そのため被写界深度が極めて浅くなっています。

 

マクロレンズは近くが大きく撮れるレンズだと紹介しました。
では、実際にマクロレンズとはどんなレンズなのでしょうか?
一般的には、最大撮影倍率が1.0倍(等倍、1:1などと表記されることもあります)から0.5倍程度のレンズと定義されることが多いです。(※1倍を越えるレンズもあります)
いきなり最大撮影倍率と言われても「???」だと思います。
最大撮影倍率は、カメラの撮像素子上に撮像素子と同じ大きさの範囲をそのまま写すことができるレンズを1.0倍と定義しています。
まったく意味がわかりませんよね。
35mm判フルサイズ(撮像素子のサイズ36×24mm)のカメラだと、ざっくりいうなら10円玉(直径23.5mm)が短辺側ほぼいっぱいに撮影できるレンズが1.0倍になります。
0.5倍だと短辺長の半分のサイズになります。
かなりアップで撮影できることがイメージできたでしょうか?

 

使用レンズ:SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACRO
◎焦点距離:100mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:100  +2/3補正(35mm判フルサイズカメラで撮影)

大きく発生するぼけが楽しくて、開放でばかり撮影したくなります。しかも開放から描写がシャープなのもとてもいいのです。

 

最大撮影倍率1.0倍のマクロレンズは10円玉を画面いっぱいに撮れるほど、アップに強いレンズなのは理解できたと思います。
そして、小さなもの大きく撮るには、被写体に近寄る必要があります。
ほとんどのマクロレンズでは撮影倍率1.0倍で撮影するには、最短撮影距離(被写体にピントを合わせることができる、もっとも短い距離)で撮影する必要があります。
SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROの場合、この最短撮影距離は30.7cmです。
多くの100mmマクロでは30cm前後、50mmマクロでは20cm前後の距離で1.0倍での撮影が可能なレンズが多くなっています。
実は多くの方が勘違いしているのが、この最短撮影距離です。
レンズ交換式カメラの場合、最短撮影距離は被写体(ピントを合わせた位置)から撮像面(撮像素子やフィルム)までの距離を表記します。
そのため、コンパクトデジカメのようにレンズ先端からの距離を表記するものに比べて、近寄れないと思っている方も多いようです。
レンズ先端から被写体までの距離はワーキングディスタンスと呼ばれることが多く、だいたい下のような計算で距離が求められます。

最短撮影距離−(レンズ長+フランジバック長)=ワーキングディスタンス
※フランジバック長は、レンズ取り付け基準面(マウント基準面)から撮像面までの距離

SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROをキヤノンマウント機に装着した場合は

30.7cm−(12.3cm+4.4cm)=14cm

SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROを使って最大撮影倍率で撮影する場合は、レンズ先端からのワーキングディスタンスは約14cmと最短撮影距離の半分以下になります。
 

<使用レンズ:SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACRO
◎焦点距離:100mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1,250秒 ISO感度:100 (35mm判フルサイズカメラで撮影)

近接してマクロ的に撮影したタンポポ。絞り開放F2.8だが、レンズの明るさ以上に撮影距離が短いので驚くほどぼけるのがわかります。

 

マクロレンズが小さな被写体を画面内に大きく撮影でき、近接での撮影が楽しめるレンズであることは、スペックから理解してもらえたかと思います。
そしてスペック表には記載されていませんが、近接で撮影すると、なにが起きるかというと「ものすごくぼける」のです。
ぼけ(しっかりピントが合っておらずぼやけて見える範囲)が大きく発生するには、いくつかの原因があります。
多く方がご存じで有名なものは、レンズが明るい(F値が小さい)とよくぼけるというものではないでしょうか?
確かにSAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROを含めて、マクロレンズは明るい単焦点レンズが多いのですが、近接撮影においてのぼけ方は普通ではないのです。
サクラの作例においては、実は中央部分3本のシベの内真ん中のシベの先にしかピントは合っていません。
また、タンポポの作例については、外から2列目のシベの2本にしかピントは合っていない状態です。
よく言われる被写界深度(ぼけずにはっきりと見える部分)が非常に狭いのです。
おそらく数mm、理論値だと100mmマクロの最短撮影距離でF2.8だと約2mmの範囲しかピントが合いません。
この驚くほどのぼけは、近接撮影時に発生します。
ぼけはカメラと被写体(ピントを合わせる場所)が近いほど大きく発生するという法則があります。
そのため、マクロレンズでの近接撮影では、普通の撮影距離では考えられない量のぼけが発生します。
この薄いピントと大きなぼけはマクロレンズ最大の魅力と言ってもよいでしょう。
だが、しかし、数mmレベルの被写界深度でどうピントを合わせるのでしょうか?
ここがマクロ撮影最大の難関であり、醍醐味(だいごみ)と言えます。

実は多くのユーザーが最後はマニュアルフォーカス(MF)でピントを合わせています。

マクロのピント合わせについては、これだけでブログ1回の文字量では足りないほど、さまざまなテクニックがあるので、またの機会とさせてください。
とはいえ、マクロレンズでの極限のピント合わせは、まだまだMFが主体です。
そのため、マクロレンズの多くはファインダーでのピントの見やすさを考慮して設計されています。
当然、MF専用レンズであるSAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROは、MF前提のレンズなので、マクロレンズのなかでもピントの見やすさにこだわって設計されていると言えます。

ただ、近くから大きく撮れるだけではなく、近接撮影独特の大きなぼけは、職人技のようなピント合わせというハードルがあるにしても、ぜひ挑戦してもらいたいものになっています。
単焦点のマクロをレンズラインアップに加えると、肉眼ではとらえきれない小さな世界の美を印象的な大きなぼけといっしょに楽しめます。
さらに撮影を楽しむための1本として、ぜひ検討してみてください。

また、SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACROでの多く作例やレンズの使いこなしについては電子書籍
『Foton機種別作例集123 フォトグラファーの実写でレンズの実力を知る SAMYANG 100mm F2.8 ED UMC MACRO 機種別レポート』
https://www.amazon.co.jp/dp/B071KBQHRL/
著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳 価格:330円
でも詳細に解説していますので、こちらもご覧いただけると幸いです。

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國政寛の感動表現|クローズアップレンズを使ってズームでマクロ!

Posted: 2017.10.18 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|クローズアップレンズを使ってズームでマクロ! はコメントを受け付けていません

「國政寛の感動表現|クローズアップレンズを使ってズームでマクロ!」

『とろけそう』


~甘い香りに誘われて
 色の波間にとろけそう!~

前回ご紹介しました「MC クローズアップNEO」、こんな便利なものがあったのか!と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
ブログを読んで「購入します!」と言ってくださった方もいて嬉しい限りです( ^ ^ )

前回お話ししたように、クローズアップレンズは普段お使いのレンズに取り付けて最短撮影距離を短くするアイテムです。
専用のマクロレンズと違うのは、お使いのどのレンズにも取り付けてクローズアップ撮影が楽しめるというところ。
そう、つまり望遠レンズに付ければプチ望遠マクロレンズになり、標準レンズに付ければプチ標準マクロレンズのできあがり。
クローズアップレンズ一枚あれば、どんなレンズでもマクロレンズに早変わりするんです!

さて、ここでお気づきになった方もいらっしゃるかもしれません。
ということは、クローズアップレンズをズームレンズに取り付けたら、ズームマクロレンズになる?
はい、正解です!

ほとんどのマクロレンズは単焦点レンズですので、例えば「AT-X M100 PRO D」であれば焦点距離100mmの中望遠マクロレンズでしかありません。
このレンズで標準域や望遠でのクローズアップ撮影を楽しみたいと思っても、残念ながら無理ですよね。

でもクローズアップレンズなら、例えば高倍率ズームに取り付ければレンズの焦点距離によって28mmの広角マクロレンズになったり、300mmの超望遠マクロレンズになったり、一本で様々なプチ・クローズアップ撮影が楽しめるんです。
もちろん、クローズアップレンズを外せば普通のズームレンズですので、撮影に出かける時にちょっと一枚クローズアップレンズをバッグに忍ばせておけば、撮影の幅がぐんと広がるってもんです( ^ ^ )


こちらはキットズームに「MC クローズアップNEO No.4」を取り付けて望遠域(140mm)で撮った写真。
普通のマクロレンズかと思うぐらいまで近づけていますね。


そのままズーミングし、標準域(50mm)で撮影しました。
背景の花が色の円ボケとなって入ってきました。


さらに広角域(18mm)にズーミング。
背景が大きく入って、林の中で撮ったという状況が伝わりますよね。


クローズアップレンズを外して広角域(18mm)で撮った写真です。
先程の写真と比較すると違いがわかりますね。

クローズアップレンズを取り付けたほうが被写体もボケも大きくなっています。
背景を適度に広く入れつつも、ボケが大きいおかげでゴチャゴチャしていないので、より主役の花が浮き立っています。
画面の隅に向かって流れていくようなボケ方も面白い効果になっています。

ところで、レンズによって装着できるフィルター径が違う場合もあるんですよね。
「じゃあ持っているレンズのフィルター径に合わせて、何枚もクローズアップレンズを揃えないといけないのか……。そんなに何枚も買えないよ……」と思った方、ご安心下さい!
そんなあなたに便利なのが「ステップアップリング」。
これは、フィルター径が異なるレンズ間で、同じフィルターを装着できるようにする変換リングです。
お持ちのレンズの中で一番大きなサイズのクローズアップレンズを購入し、他のレンズに装着する際にステップアップリングを付けてフィルター径を変換すればOK!
一つのフィルターをいろいろなレンズで使用することができるようになります。

『なんだ!?』


~突然の出会いに
 びっくりまなこでごあいさつ~

歩いていて突然出くわしたカマキリくん。
ズームレンズに「MC クローズアップNEO No.4」を付けていたおかげで、とっさの時でもこんなに大きく撮影することができました。

ひとつ注意事項です。
クローズアップレンズを取り付けると、遠くの被写体にはピントが合わなくなります。
そのため、レンズ手前の花を大きくボカして前ボケにし、奥にある花にピントを合わせて浮き立たせる、というようなマクロ撮影の定番テクニックは使えなくなります。
それでも、大きく近づいて背景をボカすというマクロならではの撮影は十分楽しめますよ。

さあ、お気に入りのズームレンズと「MC クローズアップNEO」で、いろいろなクローズアップ撮影を楽しんでみましょう!

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光川十洋の感動表現|「海外旅行、町並みスナップ」 

Posted: 2017.10.18 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「海外旅行、町並みスナップ」  はコメントを受け付けていません

海外旅行では、初めて見るものばかり。興味津々、疑問だらけ、ときにはガイドの説明に耳を傾け、ツアーで行く場合は集合時間も気になります。撮影に慣れている人でも、被写体ごとにカメラの設定はおっくうなものです。そこでこう考えました。最近のカメラの進歩は著しいのでカメラ任せにすると「きちんと写る」こと請け合い。カメラ初心者の気持ちになって、カメラを自分の眼のように自由に向けてみましょう。
素早く動かしても画像がぶれないように。タイミングを大切にして、ピントもちゃんと合うように。動く被写体にも対応でき、近くから遠くまで全体がはっきり写るように、と。カメラの超初心者でも安心なISO3200。今年の夏に買った新製品のカメラなので、とくにISO感度を高くしても美しいというテスト結果を見ていました。撮影モードはP(プログラム)モードを選択。ピント合わせはAF(オートフォーカス)。WB(ホワイトバランス)もオート。あとはズームリングを動かしてシャッターを押すだけ。12mmから28mmという幅広い常用広角ズームレンズながら、軽くて小さいし、ピント合わせも速く、0.25mまで近くに寄れるので、スナップも自由自在。
デンマークの首都・コペンハーゲン。10月といえども、日本の最北端よりさらに北へ10度も緯度が高いので、晩秋の趣きでした。宮殿や教会など中世の建物が残り、新しい建物が建造中で、活気のある繁華街です。建物や銅像などはきちんと撮りましたが、世界でもっとも古くからおこなわれている歩行者天国のストロイエ通りを中心に、印象的な感動表現を試みました。

 
平日の早朝、ジョギングしたり、ウォーキングをしたり。子供も大人も池の周りを同じ方向で走っていて、気持ちよさそうです。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:26mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/1000秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
市民の主な足は自転車。道路に沿って、幅広い自転車専用レーンがあります。陽光が横から射す朝の出勤時間帯のひとこま。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/18  シャッタースピード:1/1250秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
歩行者天国の通りでは、店が開く前は人通りが少ない。寝そべっている犬の彫刻を作成している人に許可をとって、撮影させていただきました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:14mm 絞り:F/16  シャッタースピード:1/1000秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
大きな建物の工事現場。歴史的にも有名な建物に囲まれた場所で、クレーンの動きや音、目立つポスターが活気を感じさせます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/16  シャッタースピード:1/1000秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
寒いので少し暖かいところにハトが集まっているのでしょう。チルト式画像モニターを利用し、ローアングルで静かに近づいて、片手で撮影。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/800秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
店が開き始めると、急ににぎやかな雰囲気が出てきます。目を引くような置物や店員さんの声が聞こえます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:15mm 絞り:F/9  シャッタースピード:1/320秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
乗り降り自由な「ホップオン、ホップオフ」の2階建てのバス。観光地らしさが感じられ、大きな窓にも歴史的な建物群が映っています。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:23mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/800秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
広場の目立つところに、地下のトイレがありました。遠くからはわかりにくいのですが、気の利いた入り口に感じられます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/800秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 
「ギネス世界記録博物館」の前に世界一高い身長のモデルさんがいます。記念写真を撮る場合でも、ちょっと工夫を。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/500秒 (APS-Cサイズカメラで撮影)

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酒井宏和の感動表現|第11回目はcokin 092 ドリーム2を、ご紹介いたします。

Posted: 2017.10.18 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第11回目はcokin 092 ドリーム2を、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第11回目はcokin 092 ドリーム2を、ご紹介いたします。
かなり特殊なフィルターで、多分世の中にはこれしかないでしょう。

フィルターはこんな感じで太陽?みたいなマークがついています。
で、装着すると・・・。

こんな感じになります!!

全体的に少しソフトなタッチになりますが、それよりも背景がぐるぐるボケに!!
最近、超オールドレンズも流行っていて、こんな感じのボケを求めている方もいらっしゃるかも。
使用しているレンズは、キットの標準ズームです。
レンズを買わなくても、すぐにぐるぐるボケが楽しめます。

次は場所を変えて撮影。
味はありますが、先ほどよりはあんまりぐるぐるしない?
ぐるぐるボケは、被写体と背景の距離が離れていて、なおかつごちゃごちゃしていると強く出るようです。

青色の写真に仕上げてみました。
こういうイメージも良い気がします。

番手が、1、2、3とありますが、数字が大きいほど効果が大きくなります。

レトロな写真が好きな方ぜひ!!

 

酒井宏和の感動表現|第11回目はcokin 092 ドリーム2を、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません