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伊藤宏美の感動表現|リフォーム前の銚子電鉄を撮る

Posted: 2017.08.30 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|リフォーム前の銚子電鉄を撮る はコメントを受け付けていません

今回は、本銚子駅が24時間TV内でリフォームされると聞き、銚子電鉄にやってきました。

朝から、雨予報だったので、レンズは広角ズームから標準ズームまで撮影できるズーム比の高いAT-X 12-28 PRO DXに決めました。

撮影環境によってレンズ交換をするのが難しい状況では、このズーム幅はとても使いやすいです。

 

本銚子駅は築94年の木造平屋建てでとても渋い素敵な駅舎です。

待っていると、さっそく、この駅舎に似合う渋い車輌がやってきました。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 PRO DX

 焦点距離:28mm 絞り:F/ 8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度3200

 

94年間、行きかう人たちを見送り、出迎えてきた改札口もだいぶ年をとっています。

駅舎にはすでに、リフォームのお知らせの張り紙が貼ってありました。

 

待合室の椅子にはダンボールが敷かれていて、

「ヒロミさんすてきな駅にしてください」などリフォームをするタレントのヒロミさんへのメッセージがたくさんありました。

メッセージだけを写しても、どこに書かれたものか伝わりませんが、

広角レンズを使い車輌を写す事で、駅だということが伝わります。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 PRO DX

 焦点距離:12mm 絞り:F/ 10 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度1600

 

子供たちのメッセージや、可愛い絵、時刻表の書かれた黒板が貼られ、愛され大事にされてきたぬくもりのある待合室。

歴史ある本銚子の駅舎の良いところは残したリフォームになるといいなあと思いました。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 PRO DX

 焦点距離:12mm 絞り:F/ 4 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度1600

 

この日も、素敵な駅舎を、リフォーム前にひと目見ようと、たくさんの人たちが訪れていました。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 PRO DX

 焦点距離:28mm 絞り:F/ 8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度1600

 

 

最後は外川駅に立ち寄りました。

今年は雨が続きましたが、この日も夜から雨降り。 

でも、ストロボを光らせる事で、真っ暗な夜空がキラキラと瞬いてくれました。

 

マルチコーティングのおかげで、駅舎の明かりが入ってもゴーストやフレアを軽減してくれるので安心して街灯や駅舎の光をアクセントに入れ込むことができます。

ピントをマニュアルで合わせて撮影する時、このレンズはピントリングに十分な幅があり、また回転に適度な重さがあるため、とても微調整がしやすかったです。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 PRO DX

 焦点距離:22mm 絞り:F/ 4 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度1600

 

 

 

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酒井宏和の感動表現|角型フィルターはどうやって取り付けたら良いの?

Posted: 2017.08.30 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|角型フィルターはどうやって取り付けたら良いの? はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第6回目は角型フィルターの付け方についてご説明いたします。

ケンコー、cokin、LEEと実はホルダーもたくさん出ていているし

最初は何を選んだら良いか悩むもの、そんなお悩みを解決します。

 

 

これが、リングとホルダーとフィルターです。

 

 

リングは、レンズ1本に1個必要になってきます。

レンズ前のフィルターネジに取り付けるので、つけたいレンズのフィルター径を確認します。

使い込んでいるレンズなので、汚くてすいません・・・。

 

 

リングはこんな感じ、丸くて、後ろはネジが切ってあります。

 

ホルダーはこんな感じ、cokinのホルダーでこれは、Sサイズ(Aシリーズ:

Aシリーズフィルターホルダー [BA400]

)です。

 

 

リングをねじ込んで、そこにホルダーをはめて、フィルターをはめる感じです。

ホルダーは1個で使い回しができるので、レンズごとに、リングを用意しましょう。

 

実はホルダーにもサイズがあります。

cokinのホルダーには、S、M、Lサイズがあります。それぞれサイズが違います。

 

Sサイズ(Aシリーズ) リングの大きさ 37~62mm フィルターの横幅 67mm

Mサイズ(Pシリーズ) リングの大きさ 48~82mm フィルターの横幅 84mm

Lサイズ(Z-PROシリーズ) リングの大きさ 52~86mm フィルターの横幅 100mm

 

ちょっと難解になってきましたね・・・。

 

一番最初に買うべきおすすめは、Mサイズ(Pシリーズ)ホルダーです。

それと、お手持ちのレンズのフィルター径と同じリングになります。

Pシリーズに取り付け出来る、フィルターは、84mm幅のフィルターです。

 

広角レンズ等の場合は、ケラレ(レンズの端っこにホルダーが写って黒くなる)

が起きる可能性がありますが、一般的なレンズはだいたいこのホルダーで対応可能です。

 

まずは、ここからスタート。

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オオヤマナホの感動表現|フォギーAのミストホワイト~プロソフトンAとの違いを確認しよう 

Posted: 2017.08.30 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|フォギーAのミストホワイト~プロソフトンAとの違いを確認しよう  はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは。オオヤマナホです! 

 

久々の今回はソフトフィルターの王道プロソフトンに引き続いて 

フォギーの登場です。今回は効果の弱いAタイプ。 

まずはフォギーAのスペックはこちらから。 

 

( ^ω^)・・・今回は前置き少なくいきなり本題に… 

一番気になるのはプロソフトンとの違いですよね。 

プロソフトンフォギーってどう違うのよ」!←ココですよね。 

「ふんわりやさしい」写真に仕上げたい。ソフトフィルターを使うと 

そんな写真に仕上がると聞いた。ちょっと試してみたいけど 

「なんだかよくわかんないじゃん(; ・`д・´)」 

あるある(・_・D フムフムです~~~ 

というそんなあなたに今回のブログを贈ります!!! 

 

フォギーにするかプロソフトンにするかは好みによって使い分けるのがいいとおもうのですが

どう違うのかを言葉で表現するとこうなります。

 

 

フォギー

フォギーは輪郭は保ちつつミストをまとわせたような白い質感

 

プロソフトン

プロソフトンは光をにじませながら柔らかなラインをつくりつつふんわりしあげる

 

 

こんな風に文字で言葉で表現をしてもわかりにくいものです。

まさに百聞は一見に如かず!ですから作例をいろいろと見て参りましょうね!

 

 

 

まずはフォギーAを観察。ここから始めましょう!

 

 

CASE1: 

6月晴天 時間は午前11時頃でした。日差しは強め。 

 

◎焦点距離:35mm 絞り:F/ 2.8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200 

元画像(フォギーA使用)

露出補正を+1にしてみたもの 

元画像(フォギーA使用)

露出補正を+1にしてみたもの 

彩度を抜いたモノクロの画像だと光の階調を強く意識することができます。 

 

一番強く効果のみられるのは帽子を持つ右手のあたりですね。この効果をどの程度写真に求めるかは 

個人の好みになってきますが、露出補正を明るくした右側の写真を見るとフォギーAの表現がよくわかります。 

白に反射した光がふわっと舞っているかのように広がっているのを感じられるとおもうのですが、 

腕の輪郭は滲んでいないとおもいます。 

そのエッジ部分の光の拡散に注視しながら、今度はプロソフトンAと比較をしていきましょう。 

 

CASE:2 

フォギーA

プロソフトンA 

 

 

露出補正をハイキーにして比較  

フォギーA

下:プロソフトンA 

 

彩度をなくして比較 

フォギーA

プロソフトンA 

 

いかがでしょうか。 

フォギーは「しっかり」「固め」の輪郭がわかるのにくらべて 

それに比べてプロソフトンのほうは…スプレーで輪郭をにじませながらじわじわっと形どっているように感じられます。 

ソフトンの帽子の縞模様はハイキーにすると 白くなってわからなくなってしまっているのに、フォギーのほうは縞模様が残っているのがわかります。 

肌の質感もプロソフトンはふわぁ~~っとやわらかいですね。 

フォギーは柔らかさを上からふりかける、被せる、纏わせる感覚。 

プロソフトンは自らにじませながらじわじわとくる。そんな感じにも似ています。 

 

CASE:3 

プロソフトンAの回でご紹介したこちら 

こちらも帽子の輪郭は滲みながら柔らかく。 

帽子の模様は全体的に白くなり模様はわからない。 

 

 

それがフォギーAだと… 

帽子の模様はわかり、目鼻立ちもしっかりとわかる。 

 

 

CASE:4 

次の4枚は… 

 

この4枚は続けて撮っているのですが、カメラマン(私)の立ち位置・被写体の角度・光の流れで写真の表情に差が出てきています。 

ほぼ同位置・同時間のわずかな差でも違いが出てくるこの効果をまずはいろいろと試してみるのがいいとおもいます。。 

撮影現場で自分の欲しい効果を的確に表現する過程を楽しみながらカメラを操り撮る。モデルさんとも画面を共有しながらコミュニケーションを撮りつつ創りあげる。 

ポートレートはカメラマン一人がつくるものでも被写体のモデルさんがひとりでつくるものでもない共同作業なのですから! 

「感動」と「共感」を「現場で起こしてください!」 

(・∀・)ニヤニヤ   ですよね~~~!!! 

 

 

 

CASE:5屋内 

 

この質感はまさにフォギーA 

屋外とは違って室内の白い空間全体が光を反射してフォギーのミスト効果が 

現れているといえます。 

お花の花弁の白も効果的。 

プロソフトンAの回に遡って画像比較をしてみてください。 

 

 

CASE:6 

次は露出補正をアンダーからハイキーまでどうなるかを比較 

 

露出補正 -2、 

-1 

元画像 

+1 

+2 

となります。 

 

 

もう一つのパターン 

CASE:7 

黒い衣装だとどうなるかをみると・・・ 

 

 

 

 

 

また、同じロケーションであっても天候の差によって 

写真の表情は格段に違ってきます 

 

CASE:8 

曇り空で撮った 

この感じも 

 

CASE:9 

晴天の逆光だと・・・ 

CASE8も9も同じ場所です。しかし天候によってこんなに表現と印象は代わるのです。 

この写真の右側は小川の流れのきらめき。 

左サイドは葉に当たった光がたくさんの玉ボケになってふんわりと広がっています。 

ママと赤ちゃんのあったかくてやさしい関係が表現できているとおもいます。 

 

 

 

CASE:9は逆光と順光。 

 

光と影。 

肌に当たった光の拡散。 

光の強さとフォギー効果に注目しながら見ていってください。 

 

 

まとめとして… 

基本の「ミストの拡散」効果 

輪郭を残しつつ広がる白の光を意識していきましょう。 

TRY&ERROR!!!!! 

なんどもなんども繰り返し、自分の表現したいベストでマストな一枚を追求していきましょう。 

 

 

 

それではまた!オオヤマナホでした^^ 

 

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