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光川十洋の感動表現|林の天井

Posted: 2017.07.19 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|林の天井 はコメントを受け付けていません

 この魚眼(フィッシュアイ)レンズは、対角で180度の情景を画面いっぱいにとらえます。私たちの視界とは異なって広い範囲を同時に描写できるので、新鮮な世界を見つけることができます。
 春になって、いろいろな林の中に入ってみました。そして真上を見上げると、春の息吹の姿や色も感じられます。ファインダーをのぞきながら、あちこち動かしてみているだけでも楽しいのですが、このレンズで林の天井を撮影してみると、さらに感動表現を手にすることができます。魚眼レンズ特有のタル型のゆがみによって、木の幹が異様にカーブする場面にならないようにアングルを決めました。
 空を背景にする場合は、木々が暗く写りますので、プラス補正をして、好みの明るさに調整してください。太陽が画面内に入る場合も工夫をします。
撮影後、画像を天地変えて見たり、90度回転したりして鑑賞して見てください。ダイナミックに感じられるする位置で天地を決める楽しみもあります。
 近づいてもシャープ、近くから遠くまではっきり写る絵柄は気持ちがよいです。超広角ズームレンズと一緒に持っていると、表現を広げることができます。手持ち撮影でもよく、軽くて小さいので便利なレンズと言えます。

 
芽吹きが始まったばかりの落葉松(カラマツ)林の中に入りました。幹の周りに新芽の緑が付き始めたこの時期ならでは空間です。中心に木がまっすぐ伸びて壮観です。

AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5(APS-Cサイズカメラで撮影)

◎焦点距離:10mm 絞り:F/9  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:100 +0.7補正

 
白樺の幹にカメラを近づけてMF(マニュアルフォーカス)で画面内手前から1/3あたりにフォーカスを合わせます。1本の木を対角線構図のように配して、遠近感も感じられるように画面に変化を出しました。


AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5(APS-Cサイズカメラで撮影)

◎焦点距離:11mm 絞り:F/13  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200 +1補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

 
地上に出て間もないタケノコが育っていく場面を取り入れた、にぎやかな竹林です。新しいタケノコに近づくと太めに写るので、生命力を感じます。風がある日でしたので、ISO感度を少し上げました。

AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5(APS-Cサイズカメラで撮影)

◎焦点距離:10mm 絞り:F/18  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:800 +0.7補正

 

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酒井宏和の感動表現|cokin ブルー2を楽しむ

Posted: 2017.07.19 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|cokin ブルー2を楽しむ はコメントを受け付けていません

cokin ブルー2を楽しむ

 

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第2回目は、cokinのブルー2を比較してみました。

このシリーズは基本はブルーと透明のなだらかなグラデーションになっています。

番手によって濃度等が違います。青空を青くする効果があります。

 

使用したのは、下記のフィルターです。

cokin 123 ブルー2

cokin 123F フルブルー2

cokin 123L ブルー2ライト

cokin 123S ソフトブルー2

cokin 666 フルーブルー1

 

 

フィルターをつけずにストレートで撮影した写真です。

薄曇りで優しい感じが出ましたがいまいちインパクトに欠けます。

 

 

cokin 123 ブルー2を使用しました、見事に青空になりました。

今回はフィルター1枚だけなので空の露出が落ちますが地表はそのままです。

地表側に薄いハーフNDをかけるとより写真が引き締まるかもしれません。

 

 

cokin 123F フルブルー2を使用しました、このフィルタはブルーのグラデーションになっていて、上が濃く下が薄い方向で取り付けています。

地面まで青くなので、この写真だとちょっと不自然ですね。

無機質な人工物等ちょっと不思議な感じを出したい時には最適なフィルターです。

 

 

cokin 123L ブルー2ライトを使用しています。今回比較した中で一番薄い青色のフィルターです。フィルターなしと比較していただくと空が青くなっているのがわかると思いますが、この写真だけ見るとフィルターを使っているかの判別は難しいかと思います。フィルターを使いました的な感じを出したくない方にはとてもオススメです。いつでも気兼ねなく使えるフィルターです。

 

 

cokin 123S ソフトブルー2を使用しています。これは、123と123Lとのちょうど中間ぐらいの濃度です。一番使い勝手は良いかともいます。

 

cokin 666 フルーブルー1を使用しています。グラデーションのつき方が急なので、境目が123系統よりははっきりと出ていると思います。今回の作例のような地平線にビルの凹凸がある場所より、水平線のように凹凸がない時に適しているかと思います。

 

まとめ

青の濃度、グラデーションの入り方とう微妙な違いがありますが、うまく使うととても綺麗な空を演出できるフィルターです。濃度はそれぞれの方の好みもありますので、自分が良いなと思った濃度を選択してください。

 

cokinフィルターはこの他にもいろいろな種類があります。今後も、どんどん作例付きでご紹介してまいります。

 

 

 

 

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オオヤマナホの感動表現|「え?まじ?こんなに?」

Posted: 2017.07.19 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|「え?まじ?こんなに?」 はコメントを受け付けていません

「え?まじ?こんなに?」

 

 

オオヤマナホです。毎日暑いですね。嫌になっちゃいます(;’∀’)

今回は第二回ソフトフィルター講座「え?まじ?こんなに?」…そんなお話です。

 

 

 

簡単に前回を振り返ってみましょう。

①    ソフトフィルターのことを知らない・使ったことのない為に必要ないと思い込んでいるという方が多いのではないか。

②    そこからまずは7枚の画像を確認

いう流れでしたね。

 

必要ないと思い込んでいるのはデジタルカメラの宿命。「あとから好きなように自分でいじくれるわい( ̄― ̄)」という

これまた刷り込みというか思い込みではないかな。確かにあとからなんでもできるはできますもんね。

でもでも。

そうはいっても実際のところレタッチしていない。パソコンはそもそもない。現像にはデータカードをそのまま

持って行ってプリントアウトするというユーザーの方のお声も聴いてます。またまた、レタッチをしてみたいけれど、やりかたもよくわからないという

ユーザーさんもたくさんいらっしゃいます。

みんながみんな。バリバリのレタッチができるわけではないということなんですよね。

 

目指したいのは撮った写真を「うまく手直ししてしあげる」ことなのか。

うまく撮りたい。自分の感じた感動を写真にする。そもそもの「撮る」という現場を大事にしたいのか。

考えるのはそこだとおもうんですよー。

 

 

あ。今わたし。。。ぽろっと。ついぽろっといっちゃいました( ̄― ̄)( ̄▽ ̄)( ̄― ̄)

 

「感動」  「現場」   「起こす!!!」

「感動と共感は現場で起こそう!」

この現場で撮るということをもっともっと大事にしていくためにソフトフィルターに注目してもらえたら。役立ててもらえたらと

おもうのです!!!

(…と、ついつい熱弁( ̄▽ ̄)ふふふ)

 

 

7枚の画像を見ていきましょうか。

これ、全部効果が違います。効果は後からつけるものではなく「現場でつけます!」

「自分がどう撮りたいのか」

このカメラマンの大事な意識「なに」を「どう」におもいっきりフォーカスしていきます。

ソフトフィルターと一口にいっても実は1種類ではなくその種類は10種類以上のラインナップがあるのです。

カタログみただけでは絶対にわからない。今回の7枚の画像をちょっとみただけではわかるものでは

ないのですよね。

なので、7枚見たって

「みんな同じようにみえるしわかんないしーーーーー(・´з`・)」と言われても

私怒らないし( ̄▽ ̄)、いや、怒れないし。

むしろ、こうなったら徹底的に効果の違いをみせるぞーーーーーと燃えてしまいます(*´з`)

 

貴方のための「MYソフトフィルター」を選んでいただけるまでお伝えしていきます。

 

 

それではそれでは見ていきましょう!

写真は全てノーレタッチの撮って出しです!

 

 

 

① フィルターなし

これはフィルターつけないで撮っています。

屋内。窓からの自然光が左サイドから入っています。モデルさんをしてもらっているしーちゃんですが、

普通にかわいい。普通によく撮れてる。そんな感じです。

 

 

② デュート

レース越しの自然光がゆるやかに肌に舞い溶け込んでいるのが特徴です。

ソフトフィルターのレベル比較ではいちばん効果が緩やかで輪郭ははっきりと出ています。

風と光がふわっと来ているところを表現したくてデュートをつかいました。

 

 

③ ブラックミスト

逆光ぎみ。かなり強い夏の日差しが差し込む正午過ぎの撮影でした。

ブラックミストにしては白い質感が強く出ているのは日差しが真上から強く差し込んでいたからだと

おもいます。カメラのホワイトバランスをもう少し青みを強く設定して緑を表現するのもありでした。

 

 

④ フォギーB

白いエアリーなベールを被せたような質感。左サイドの窓、レースのカーテン越しの

自然光が被写体の白いドレスと溶け込んでいます。被写体の向かって右の輪郭は出ていますね。

 

 

⑤ プロソフトンA

白い帽子の縁に沿って光が拡散してふんわりとしたラインを作っているのがとても特徴的。

帽子越しの肌も滑らかに表現しています

 

 

⑥ ローコントラスト

光を淡くふんわりと、というよりも彩度の質感をやわらかくするのがローコントラストの

特徴です。男性ポートレートではコントラスト高めパキッとしたところが好まれたりしますが

ローコントラストフィルター表現は被写体の「表情」や「雰囲気」を表現してくれます。

フィルターなしで撮った写真をこんな感じに仕上げる方いるとおもいます。(わたしはそうでした)

 

 

⑦ プロソフトンB

プロソフトンAよりもBタイプは効果が強いです。

やわらかく夢の中にいるような表情をつくってくれます。

 

 

 

今回はフィルターを使っていないものもいれましたのでフィルターの数は6種類のご紹介でしたが

実はソフトフィルターラインナップにはもっともっと種類があるのです。

1.    デュート

2.    プロソフトンA

3.    プロソフトンB

4.    フォギーA

5.    フォギーB

6.    ソフトンスペックA

7.    ソフトンスペックB

8.    ブラックミスト

9.    ローコントラスト

10.    センターイメージ 等

 

 

 

これ、ばーーっと並べられてもわかんなくなっちゃいますよね?

「もういいよー。わけわかんなくなっちゃう。

 

 

「えー?まじ?こんなに?」(´・д・`)ヤダ

って思ってもらえたら、今回の第2回目は大成功( ̄▽ ̄) ふふふ。

 

 

 

 

あーーー!!!最後に。

BIGニュースがはいりました。Instagramでソフトフィルターを使ったポートレート作品を

UPしていますが昨日下記フィーチャータグで私の撮った一枚が選ばれました!

使用したフィルターは「ブラックミスト」!!!!です。( ̄▽ ̄)

フィーチャータグって何?等に関してはこちらでは割愛させていただきますが、もしよかったらinstagramにて

@at.nahoneigeフォローよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

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