伊藤宏美の感動表現|初夏を走る列車を魚眼レンズで楽しむ

今回は、魚眼レンズで撮影を楽しんでみました。

田んぼに、水鏡ができたころを楽しみに撮影しに行くと、SLがやってくる直前に風が出てしまい、せっかくの水鏡に波がたってしまいました。
見上げると、空には、もっくもくの雲が広がっています。せっかくだから、今日は、水鏡ではなく、雲をたくさん入れてAT-X 107 DX Fisheyeで撮ろうと決めました。

 

Tokina AT-X 107 DX Fisheye

◎焦点距離:10mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200 



すると、ビー玉の中に閉じ込めたような汽車が撮影でき、まるで、おもちゃのような可愛い作品になりました。
こうなると青空の中でも撮りたくなります。

 AT-X 107 DX Fisheyeは、ここぞというときに使ってみたいレンズなので、いつもバックにしのばせていますが、持ち歩くにも邪魔にならない小型軽量タイプなのはとても便利です。

 

Tokina AT-X 107 DX Fisheye

◎焦点距離:10mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/5000秒 ISO感度:100



青空の日には、青色のビー玉にとじこめたような写真が撮れました。
また、踏切を小さく入れることでも、可愛い絵作りができました。


広角側の10ミリで使用した時は対角線画角が約180度になるため、野外での撮影では太陽が写りこむことがありますが、
レンズに施されたマルチコーティングのおかげでフレアーやゴーストはうまくおさえることができました。

また、
 AT-X 107 DX Fisheyeは、魚眼レンズでしか表現できない歪曲収差を使った絵作りも楽しめます。

 

Tokina AT-X 107 DX Fisheye

◎焦点距離:10mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200



線路沿いに咲いていた紫陽花と列車を撮影してみました。

最短撮影距離が短いので、紫陽花に寄って撮ることが出来き、まわりに余計なものを入れず、めいいっぱい紫陽花を大きく写す事ができました。

 周辺までシャープで画質がおちないので、紫陽花を中央に大きく写して端に列車を入れる大胆なフレーミングも安心して選べ、撮影するバリエーションが増える素敵なレンズです。

 

 

伊藤宏美(いとうひろみ)

伊藤宏美(いとうひろみ)

プロフィール 東京都出身。旅行会社の撮影ツアーの写真講師。その場所に行ってみたくなるような鉄道写真を撮るために全国をめぐる。各地の名物、駅弁を食べて撮るのも楽しみな食いしん坊。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター

Tokina AT-X 107 DX Fisheye


焦点距離10mm時に対角線画角約180°の魚眼レンズの画角を実現したAPS-Cフォーマット一眼レフ用交換レンズ。大きく変化する画角、遠近感、被写体のデフォルメ等、通常の超広角ズームレンズとは明らかに違う、ディストーションを生かした映 像表現を可能にしました。

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