馬場 亮太の感動表現| FíRIN 20mmで撮る、東京・中野。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 

 

 

最近、ソニーEマウントの広角界隈がやたら賑やかになってきている。先日ソニーから12-24mm F4/16-35mm F2.8が立て続けに発売されたからだ。他社からもいくつか広角単焦点が出ていることもあり、ソニーEマウントユーザーに取っては選択肢が増えることはとても喜ばしい、いや、悩みの種が増えるだけなのかもしれない。が、そんな中でもF2の明るさを誇るFiRIN 20mmのアドバンテージは揺るがない。自分の目の一部になりつつあるFiRIN 20mm F2 FE MFで、今回は私が生まれて今も住み続ける街、中野近辺を撮ってみた。

 

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/16  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:320

 

>中野駅周辺でも特にフォトジェニックな建造物の一つ、ワールド会館。現在もホテルとして機能しているのかは不明だが、中野の中でも特に個性的な店が集まる魅力的なビルだ。細かく描写されたオレンジのタイルも味わい深い。

 

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1250

 

>たまにはモノクロで。中野北口の裏通りには多くの飲み屋が集まっており、フラッと入った路地裏にも味わい深い風景がたくさんある。

 

 

「中野」と言うとどんな印象を持たれるだろうか?中野区内の病院で生まれ、東村山や八王子で育ち、一人暮らしする時に選んだ街が中野、家庭を持つにあたり居を構えたのも中野な私に取ってはとても馴染み深く良い印象しかないのだが、地方から東京に出て世田谷に住んでいた妻曰く、マニアックな印象があって最初はネガティブな印象だったらしい。確かに恵比寿や吉祥寺、下北沢などパブリックイメージが良い街とは異なり、中央線沿線が持つ独特の雰囲気やフィギュア、アニメ、メイドカフェを筆頭とするややマニアックな店の集合体、という印象は否めない。しかし、新宿から1駅という近さや家賃や住宅の安さなどの利点から「住んだら良い街」の上位にランキングされることもあるのが最近の中野。中野区在住6年の妻も、中野に対する印象は少しずつ良くなっている(はず)。

 

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/16  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1250

 

>JR中野駅のホーム。広角レンズで水平垂直が決まり、シンメトリックな構図が現れた時に訪れる心地よさは格別だ。Sony α9はファインダー内に水準器が出るのでこのような構図も三脚不要で撮りやすい。

 

 

中野駅には某有名カメラ店が北口にあるせいか、駅周辺にカメラを首から提げた人を良く見かける気がする。かく言う私もその一人だが(笑)。有名アーティストやアイドルがコンサートを開く中野サンプラザ、高級マンション+ショッピングセンターの走りでもある中野ブロードウェイ、比較的健全な飲み屋街など、観光地としての魅力も上がっているように思う。そして、中野にはFiRIN 20mm F2 FE MFを産んだケンコー・トキナーの本社もある。レンズやフィルター、ストロボ、三脚などが試せるショールームがあるのでそちらもぜひ訪れて見て欲しい。

 

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400 -1.3補正

>青梅街道沿いにオフィスを構える知り合いの事務所のベランダから撮影。高いビルが無い住宅街の上に夕日が当たる良いタイミングに撮ることができた。

 

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1000 -0.7補正

 

>かつて中野にあった豊多摩刑務所(中野刑務所)の表門。今は平和の森公園として区民の憩いの場となり、昔の名残はこの門ぐらいしか残っていない。

 

 

FiRIN 20mmを手にして早2ヶ月。極端に広いパースが付いた超広角も使いこなせれば非常に楽しいのだが、使いこなせなければ飽きも早い。20mmはバランスが良い広い画を気楽に楽しむには最適な画角だと思う。大口径F2があれば背景をぼかしたい時にも心強い。ちなみに最近の私の軽装散歩用セットは、Sony α9に24-70mm標準ズーム、70-300mm望遠ズーム、FiRIN 20mmの3本。明日もこのセットで中野の街を歩いてる、かも。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2  シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

 

馬場 亮太(ばばりょうた)

馬場 亮太(ばばりょうた)

1973年東京都中野区生まれ、中野区在住。 デジタルコンテンツ制作会社にて企画・デザイン、ブライダルフォトスタジオでのカメラマンなどを経て、広告制作会社でのプロデュース、企画、アートディレクション、撮影等を経験後、2013年よりフォトグラファーとして独立。主に広告/カタログ/イベント/取材などのスチール撮影、アーティストのスチール/PV撮影、広告/Web等のプロデュース/ディレクションで活動中。主な使用機材はソニーα9/α7RII/α6500。

FíRIN 20mm F2 FE MF


ケンコー・トキナー初のソニーフルサイズEマウント(FE)対応レンズ。大口径F2.0の素直なボケと、広角20mmの歪みのない自然なパース感、レンズ周辺までしっかり解像される描写など、日常を切り取るスナップから風景撮影まで様々なシーンで活躍できる広角単焦点レンズです。電子接点付きで、MFアシスト(ピント拡大表示)や距離連動(手ブレ補正対応)、絞り値の表示など、ソニーα(Eマウントシリーズ)での使用に特化されているため、マニュアルフォーカスが苦手な方でも気軽に楽しめます。

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